たとえ走らない模型でもタイヤは4本しっかりと!(その6)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
週刊GTR43号では開発チーフの水野氏が
GTRの車重について語っています。
R35は1730~1740kg、そしてオヤヂの
体重は52kg♪腹が少し出てきたかにゃ(^^)
軽量化されたSpecVとトラックエディションは
1660kg。自動車メディアは「GTRは重い」、
「軽さこそ正義だ」とこぞって批評。
水野氏のコメントによればエンジンパワーを
上げる、車重を軽くするだけではタイヤは
スリップが増えてしまいタイムは逆に
落ちてしまうのだという。
頑固なプロのエンジニアが語るGTRに
最適なふたつの要素とは…
2
ひとつには、タイヤをよりグリップさせる
下向きのダウンフォースと車体の重量配分。
例えるならタイヤのグリップは消しゴムを
力を入れてノートに押しつけるイメージだ。
3
エンジンとミッションの重量を低く前後に
分散して運動性能の向上とダウン
フォースを与える。
もうひとつは、前後のスポイラーを使い
空力によってダウンフォースを与える。
車重640kgのF1マシンが300km/hで
走るときのダウンフォースが約2000kg。
GTRは静止時から1700kgの荷重を
置き換えてみようという発想だという。
4
ウェットでもドライでもスポイルされない、
天候も選ばない4輪駆動とプレミアム
ミッドシップパッケージのGTR。
これが水野氏の拘る軽量設計では
なく「最適化重量設計」なのだという。
ウーン、軽すぎても重すぎても
ダメなのか…。メディアの軽くすれば
早くなるという概念をぶち破りたいとう
姿勢がにじみ出ているコメントですね。
ただし、サーキット走行に限定した
マシンは軽い方が良いとも語っている。
前述のSpecV、トラックエディションは
その一つの回答となっているようだ。
5
メカニカル特集では栃木工場での生産
ライン工程を終えたGTRを見ることができる。
すでに車体は完成し、エンジンに火が入る。
ラインオフの瞬間である。
リップスポイラーやサイドシルカバーが
まだ取り付けられていないことに注目。
6
テスターラインまで自走したGTRは、
まずアライメント調整をした後に、
ローラーの上でベンチテストとなる。
各ギアに入れて高速道路を想定した
100kmオーバーまでチェックをするという。
エンジンに活をいれるんだって(笑)
7
43号では、地道にフロントサスペンションの
組み立てが続いています。
画像は実車のサスペンションメンバー。
Uの字型に曲げられた太いパイプを
6点マウント方式でボディへがっちりと
固定されるという。 模型もリアメンバー
同様メカメカしい機構をどこまで再現
できるか期待しています。
8
とはいえ、まだ左側のタイヤとサスペンション
だけなんですけどね。
その7へつづきますよ~♪
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