
今日から我が家の次男坊小学5年と三男坊小学2年は夏休み。
夏休みとくれば学校から宿題や工作など色々な課題を出されますが・・・。
その中で親が一番困る課題とくればザリガニの飼育観察。
何が困るかと言えばザリガニの飼育自体は問題ないが臭いがねぇ。
そして伝統的に小学2年生になった夏休みはザリガニの飼育観察があるのよねん。
今年大学1年生になった長男坊が小学2年の時の夏休みはクラス全員に学校からもれなくザリガニが配給されてたが次男坊が2年生の時は1学級に数匹のザリガニを配給し夏休み前に希望者の中から抽選で当選された子供がザリガニを学校から自宅へ持ち帰り夏休み中に飼育観察する方向に変化していた。
もちろん次男坊の時は「絶対にザリガニ持ち帰りは希望するな!」と次男坊に念仏のように言いきかせ事なきをえたのだが。
そして今年は兄弟で一番やんちゃな三男坊の番。
やんちゃな三男坊にも「希望するな!」と念仏を唱えたところでやんちゃな三男坊には「馬の耳に念仏」だったらしく張りきって希望し見事抽選で当てやがるし。
しょうがないから長男坊の時に使っていた水槽セットを物置小屋の奥深くから引っ張りだし今回は臭い対策の為に玄関先外に設置しているエコキュートのユニット下スペースで飼育する方向で準備する。
ちなみに長男坊の時は学校で配給されたザリガニの他にもう一匹購入しつがいで飼育したら親子3世代で約
6年間の居候。
そして先日の水曜日に学校からザリガニを引き取り準備した水槽へ入水。
カラスや猫などの襲撃や近所の子供たちのいたずらの心配はあるが三男坊は大喜び。
翌日木曜日朝から三男坊は餌付けなど飼育観察を始める。
そして昨日の金曜日朝を迎え最初に外に出た次男坊が慌てて家の中に戻り「ザリガニが居ない!」と叫ぶ。
我輩も見に行くと水槽にザリガニはおらず。
車の下などを捜索したが見当たらず三男坊は半べそ状態。
状況的に何者かにいたずらされた形跡はなくザリガニは自ら逃亡をはかったらしい。
長男坊の時にも自宅内で飼育していた水槽から数匹ほど逃亡し色々な事件事故が発生したが逃亡したのは小さいザリガニばかりだったので大丈夫だと思い水槽蓋に対策してなかったのよねん。
女房が三男坊の担任へ連絡し事情を伝えたところ「気にしないで下さい」との返事だったが三男坊は納得いかないらしいので今日の日中に市内のペットショップへ電話をかけまくりザリガニの在庫を確認したがどこも在庫なし。
ペットショップの話では今年はザリガニが不漁で市内の小学校への納品も出来ない状態。とある学校では夏休み前の調達が出来ず二学期が始まってからの調達に期待してるがあまり期待出来ないらしい。
となれば諦めるところだが三男坊の気持ちを考えるとそうもいかずついに自力調達を決心する。
自宅近所にザリガニが釣れると噂された池があるが現在はフェンスで囲まれ池の淵に立つ事が出来ない。フェンスで囲まれたのはそれなりの理由がある訳でさすがに親子二人でフェンスを乗り越えるのは人目が悪いので色々思案した結果は4.5mの釣竿を使いフェンス際でザリガニ釣りに挑戦する。
ちなみに我輩と三男坊はザリガニ釣りは生まれて初めて。
期待を胸に我輩と三男坊は池へ向かう。
糸先に餌の「さきいか」を結びつけ池に投入。池の水深は餌が見えるほどなので浅いらしい。
「ホントに釣れるんかなぁ?」と思っていたら水中で動く影が見えたと思ったら餌に食い付き餌が動く。
よ~く目を凝らし水中を見ると動く影が数匹いるのに気づく。
そしてそーっと竿を引き上げるのだが水中から出るとザリガニは餌から離れ水中に戻る。
何回か同じ事を繰り返し上手くいかない。
次はもう少し餌で遊ばせてからゆっくり引き上げたら何とか釣り上げ成功。
三男坊は大喜び。
とりあえず一匹調達できたから帰ろうとしたら三男坊はまだ釣りをしたいと言いだし帰るに帰れず。
網があれば十数匹は釣れただろうが池の淵から離れたフェンス際の長い竿で釣り上げるのは上手くいかず三男坊も諦めて万事休す。
そして無事に水槽へ投入し三男坊の飼育観察はめでたく再開されたとさ。
おしまい。
Posted at 2019/07/20 22:54:29 | |
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