オートモビルカウンシル2025 現地レポ｜トヨタセリカ LB 1600GT フルレストアの秘密に迫る！【初日撮影】

トヨタの“想い”が詰まった一台。セリカリフトバック1600GTに注目

自動車メーカー9社、全35台が展示されたオートモビルカウンシル2025。

その中でも、トヨタのヘリテージ活動「TOYOTA CLASSIC」で展示されたセリカリフトバック1600GTがひときわ注目を集めていました。

復元されたセリカの背景にある思い

今回展示されたセリカリフトバック1600GTは、トヨタのグローバル生産推進センターの若手社員による研修プロジェクトでレストアされたもの。

自動車工場で働く31名が部門ごとに分かれ、エンジン、内装、ボディーとすべてを徹底的に復元しました。

内装のシートは、本革を使い、縫製はサッカーボールを縫うところから学ぶという基礎からのスタート。

7ヶ月という短期間で張り替えまで到達した熱意に驚かされます。

ないものは自ら作る精神
テールランプは型取りから行って復元したそうです。

レストアの難所は、欠品していたブレーキのマスターシリンダー。

鋳造で再現を試みたものの、安全性の観点から代用品を採用するなど、「ないものは作る」という姿勢が強く感じられました。

ヘリテージパーツと修理書で旧車ファンをサポート

トヨタクラシックでは、AE86や4AGエンジンなどの修理書や配線図集も販売中。

部品供給や情報提供を通じて、旧車オーナーを全力でサポートしてくれています。

まとめ
クラシックカーをただ展示するだけでなく、未来へ継承する活動に力を入れているトヨタの姿勢に心を打たれました。

旧車ファンにとって、これほど心強いパートナーはありません。

来年の展示も今から楽しみです。

詳しくはこちらから↓
https://takamaru-flow.com/automobile-council-2025_restored-celica/ivents/