ぱぱしばのブログ一覧

3月10日、おはぱー走行会に参加してきました。

サーキット走行はなんと2年4ヶ月振り。

生憎の雨でしたが今回はあねしばも行きたいと言うもんで2人で参加。あねしばの目的は赤のユーノス探し…σ(^_^;)
いやいや、我が家で2台も使えないクルマ養えませんから…。挙句、「まあ白でもいいか…」という危険な言葉まで出始める始末…Σ（ﾟдﾟlll）

私はと言えば、土砂降りの中、キレッキレの走りのもっちー氏の隣に乗せてもらったのが最高ええ経験でしたわ。もう、別次元なんです。
今回、自粛でいつもの二次会、三次会は残念ですが見送ることとしました。消化不良感は否めませんが、また熱りが冷めたら二次会からやり直しましょか（笑

2月23日、2020鈴鹿カート選手権第1戦観戦にちびしばを連れて行った。今までのカデットクラスで同じチームの子が3人、ホントならちびしばが走るのならこのクラスであろうSSクラスで4人が走る。

久々に仲のいい2人と再会。前みたいに3人で連んだりそのお父さんと話したり。その光景にちょいとホッコリ気分になる。まあ、友達と再会した時の反応は想定内。気になるのはカートレースを観たときのちびしばの気持ち。
「走りたくならないの？」と尋ねてみる。「まあ、走りたいのは走りたいけど」と中途半端な返答。めちゃくちゃ走りたかったら「走りたい‼︎」って感情が表情からも身体全体からも出るんだと思う。でもそんな感じじゃなかった。

帰りのクルマ、その夜の風呂でちびしばと話をする。「怖いのは怖いよ」と複雑な表情をする。
今回のSSクラスはエントリー53台。Aグループ、Bグループの２つに分かれてタイムトライアル、予選ヒートと戦って、上位14台ずつが決勝ヒートへ進む。そして上位14台ずつに残れなかった人はセカンドチャンスヒートを戦い、6台が敗者復活し、決勝ヒートは34台が一斉にスタートすることになるのだ。上から観ててもスタートのごっちゃごちゃ感はハンパない。そりゃ8台程のスタートでも少し怖いと言ってるのだから34台ともなれば相当ビビるわけだ。

私はと言えば、レースの時の独特な雰囲気が懐かしかった。レースの準備、セッティング変更などしなくていいからとても楽だと感じた。ただ、ほかの子の走るのを観ててとてもつまらないと感じた。苦労したり悩んだり泣いたり笑ったりと、一緒に練習を積んできたちびしばがレースという本番でチャレンジする姿を父親として、TEAM監督として見守ることが楽しかったんだとわかった。それにしても、ちびしばが走ってないレースがこれほどつまらないとは想像してなかったな。

ちびしばとはレーシングドライバーがレースの全てではないことを話した。空気力学を極めたひと、デザインを考えるひと、エンジン、タイヤ、サスペンションなど新しいモノを開発するひと、ヘルメットにペイントをするひと、ドライバーをマネジメントするひと、レース運営やTEAM運営を支えるひととドライバー以外でもたくさんの道があることを伝えた。もちろんまだ、レーシングドライバーという夢を諦める必要はないことも伝えた。子どもの時に感じる恐怖と大人になってから感じる恐怖にはきっと違いがあるだろう。恐怖を乗り越える力も違ってくると思う。怖いと感じることを受け入れ、それを乗り越えて戦うことができるようになれば人としても強く優しくなれるのではないだろうか。

高校生くらいになって「また走りたい！」と言ってきたら少しは協力してやろうと思う。
まあ、怖いという気持ちは何とかできる可能性はあるとしてもあの優しすぎる性格が戦闘的な性格に変わるとは思えないのだが…σ(^_^;)