シート加工（あんこ盛り）その3

今までは手探りだったので形を変えず全体に硬くする方向でした。ようやく求める形が見えてきたので形状を変えてみます。

写真がなくなってきました。
表皮のファスナーの位置は両側ここです。

表皮を外す際はもちろんヘッドレストも外します

ここの外し方ですが、、、

挟み込まれているだけなので引っ張れば外れます。角の頂点方向に引っぱる感じですかね。

金属製のリングは上側は2個で、左右サイドサポート部にもあります。
最初は上と横ひとつを外していました。横はサイドエアバッグ側ではない側。
作業に慣れてきた今は上側の2個を外しています。
上側だけにすると作業は早いかわり、追加するウレタンのサイズの加減が分かりにくく、入れる時にコツもいります。特にウレタンを重ねると滑らないのでムズカシイ。

ウレタン形状の処理について

見た目のきれいさは単純に純正ウレタンと滑らかにつなげた形にすれば気づきにくくなります

着座時の不快感を減らすにはウレタンシートのサイズ設定と端面の処理が大切です。
サイズは大まかに10～20ｍｍ小さめに切り出しています。
端は斜めに加工しますが、その斜めは（表皮側ではなく）シートウレタン側に向けるほうが滑らかに感じました。その際は単純な斜めよりも気持ち真ん中を多めに削って凹ませるほうが良いようです。この向きだとエッジが表面に見えやすくなるのが欠点です。

スポンジは色々な組み合わせを試しました。

・5mm
・5mmを2枚
・10mm
・10mm+腰部に5mm
・5mm+腰部に10mm
・腰部で重ねて2枚

※重ねる時は上下が違っても変わる

何度も金属リングを曲げ伸ばしすると硬化して折れます。ひとまずインシュロックで止めましたがウレタンを突き崩すのが怖くて小さな二重リングに入れ換えました。

いまのところ10mmと5mmの2枚重ね、ずらして腰部分で重ねています。

これで片道5時間乗ってもなんとかなりました。
個人差はあるでしょうが体格差のある同乗者も同意見でした。もちろん純正とは比べものにならないとのこと。
気になっている方はぜひお試しください。