AT→MTへの換装作業覚書みたいなもの①
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基本的な流れは、
①ATミッションを下ろす。
②配線加工をする。
③クラッチ一式を取り付ける。
④MTミッションを載せる。
⑤試運転
ですので、作業自体の流れは難しくはないです。
ただ、クラッチのシリンダー用の穴がなかったり、サイドブレーキがフット式だったり、AT制御が厄介すぎて配線が複雑だったりと、車種によってはさまざまだと思います。
自分はまず、AT関連のカプラーをすべて外した状態で、エンジンがかかり、アイドリングが安定することを確認してから、ATミッションを下ろしました。
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配線加工に関しては、ストレートマンさんの作業記録を参考にさせていただきました。下記の関連情報URLから参照できます。
画像で指差ししているところが、P/Nレンジのインヒビタースイッチの配線が刺さるカプラーで、ここをUターンするだけでエンジンがかかって、アイドリングも安定していました。
配線は、一度カプラーから端子を外して一方の配線をもう片方の端子に半田で接続し、元に戻してあります。
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エンジン始動を確認したら、がんばってATミッションを下ろします(笑)
R32スカイラインよりはエンジンルームのスペースがあるので、セルモーターはさほど苦労することなく外せました。
いや、HCR32とか大変なんすよ・・・。
ミッションが降りると、フットパーキングのワイヤーの固定ねじが外せるようになるので、ペダルごと外します。HC33は、ちょうどここにできた穴がクラッチペダルの取り付け位置になります。しかも、ボルトオンで。
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NISMOの強化クラッチブラケットです。
嘘です(笑)
自分で溶接して、耐熱シルバーで塗っただけです。
溶接は専門外なので、見た目が汚いのはご容赦ください。
ペダルの取り付けと、クラッチラインのダンパーは、ボディ側に既にねじ穴がぴったり用意されているので、ポン付けです。
ただし、クラッチマスターからダンパーまでのパイプは、部品取りから外す際に切断されてしまっていたので、C33のMT用純正を取り寄せてつけてあります。
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画像下に移っている丸い輪っかが、エンジンのクランクについているパイロットカラー(MTはブッシュ)。
黄土色のほうがMT用です。これとAT用のものとをパイロットベアリングプーラーで外し、打ち換えます。が、今回これで外せなかったので、タガネで叩いて外しました(笑)
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今回使用したクラッチ一式は、
・フライホイール→HCR32MT用純正フライホイール
・R32スカイライン用クラッチカバー&ディスク&レリーズベアリング
カバーとディスクは、パロート社製の純正同等品です。
フライホイールを付け替えるときに、ATは位置あわせのピンが刺さっていないので、取り寄せて付ける予定です(笑)
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ここまでで、折り返しとなります。
以下、パート②へ・・・。
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