
以前のトラブルブログにも書きましたが、自分のTSエンジンは3,000rpm以下でノッキングがひどく、その原因は可変バルタイ機構(正式名は、何とかバリエータだったか?)が高速側に切り替わったままだったためでした(ディーラーによる診断)。カム側の機構交換に6万円かかるとのことでしたので、とりあえずの暫定処置として、バルタイ機構をキャンセル(常時低速側固定)で半年以上問題なく乗っていました(ノッキングが無くなったため、低速トルクがえらく上がった気がしました)。
で、最近になって、エンジンの調子がいいので、ひょっとしてと思い、バルタイ機構を復活させてみたところ(エンジンヘッド部にあるコネクターをさすだけ)、なんと全く問題なく低速・高速側バルタイ機構が作動しました(低速は今までどおりで、ノッキングは無し。4,000rpm以上では、今までよりも1割増しほどの体感パワーと、エンジン音質が別物になったことから、機構が正常作動したと判断)。
機構が正常に作動するようになった理由は良く分かりませんが、この機構ではバルブタイミングを変更するのに、エンジンオイルの圧力を使ってカムの位相を動かしている為、このカム機構部のゴミなどの詰まりが取れたか、少し前からエンジンオイルに添加しはじめた、マイクロロンが効いているのではないかと見ています。
いずれにしろ、中古で購入して2年(トータル距離59,000kmオーバー)を経て、ようやくTS本来の性能を体感できるようになったことを喜んでいます(遅っ)。
Posted at 2011/06/23 20:55:08 | |
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