フロントアクスルのフリクションロス
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フロントホイールを取り外し、アクスル周りとホイール・ベアリングのグリスアップを行います。
エトスのフロントスタンドは、ブレーキキャリパーを引っ掛けておく突起が付いているので便利です。
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グリスアップを行う目的はフリクションロスの低減。
アクスルを手で回してみると、思いのほか重い…。原因を追究しましたら、この部分、ダストシール接点の締め付けによる抵抗でありました。
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これが問題のダストシール。
本来、マグ鍛にはダストシールがなかったそうですが、「純正（Dシール）がそのまま入ったから…」ということで、取り付け時にショップの方が気を利かせて嵌めておいてくれたのです。
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今回、Dシールは再利用しますが、フリクションロスを低減させる加工として、抵抗のもととなっているリップを最小限度、削り取ります。
削り過ぎたら、Dシールの意味がありませんので、カッターとリューターで慎重に作業します。
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お次はベアリング本体です。ベアリングシールを外すと、こんな感じです。２年も経っていないものなので、まだまだキレイです。
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ベアリングをパーツクリーナーで浸し、古いグリスを除去します。
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グリスを塗りこみます。使用したグリスは、スーパーゾイルグリス。圧力を掛けて、奥まで押し込みます。
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ベアリングの動きを指で確認し、復元したら終了です。
結果は素晴らしくホイールの周りがよくなりました！！！
ただ、今度はブレーキの引き摺りが気になる…。試走して、もう一度フォークへの組み付け精度を見直したいと思います。
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