へっぽこあるとのブログ一覧

危険物なので短時間で終わらせる為、画像なし(^_^;)


ガソリン抜いてサクっとタンクを降ろし…

ポンプ、ホース、ハーネスを交換して戻す。

タンク内は錆やゴミも無く綺麗な状態でした。



レギュレーターも交換






エンジン始動。


交換前よりポンプの音が大きい。
おまけにA/F少し濃くなってる(･･;)
全域少し絞ればいいくらいか…






外したポンプ
FD3S純正
140L/Hくらい





単体での動作は普通。

底のカシメを外しシャフトを手で回しても普通。



さらに分解


ブッタ斬って摘出







ブラシはまだ残っている。

メタルが摩耗してスラスト方向のガタが大きい。
これが原因と思われる。

FDとはポンプの制御方法が違うのも、摩耗を早めた原因の一つかもしれません。

発注していた部品が届き始めました。
まだ全部ではありませんが…






いつもの「ついでなので」とゆう事でホース、ハーネス、レギュレーターも交換します。
燃料フィルターは交換済みなので続投。


準備なので自分が一番面倒だと思う所。
レギュレーターをすぐ外せる状態にしておきます。


交換作業をした事がある人なら分かると思いますが、狭くてやりずらい。

デリバリーパイプ、インジェクターを外して、レギュレーターを止めているの奥のボルトにアクセスする。
これが通常かと思います。
戻すのも同じくやりずらい。
交換部品も増えてしまう。


自分は楽したいので、こんな事しました。




旋盤でショート加工(ただ削っただけ)







削ったのはそれなりの安工具。

ちなみにKTCのショートソケットでも長すぎで入らなかった…


で…短くした物に⬇︎を使います。





こうなる






あとは隙間から入れて回す。





外せました( ´∀｀)






裏に手突っ込んで作業するより楽！！


でも削った10mmコマは他に使い道が無いかもしれない…

先日の走行での、燃料ポンプ停止によるダメージを調べます。

エンジンを開けない簡易的な点検です。


切れたヒューズを変えて、少しエンジンを掛けたら普通に掛かる。
アイドリングも普通。
但しアイドリング時だけA/Fが薄い。


プラグも異常無し。当日ピットで確認済み。




圧縮圧計測




燃料ポンプ異常なので暖気無し。
冷間時。

1：820kpa
2：810kpa
3：840kpa





カメラで内部確認




ピストンは異常無し







3番シリンダに縦傷…
位置から推測すると、ピストンスカートか。
まぁ許容範囲です。


ひとまずエンジンは無事のようです。

Attackエビスまであと1ヶ月


点検で発見したドラシャトンネルのクラック



お決まりの場所。
溶接&鉄板貼りで修理。





キャリパー
スライドピンのガタ発見！
交換します。








足

ナビックさんのトラクションスプリング装着のためバラし












ベアリング入りスラストシートの点検、清掃。






組み付け
ID60のシートにID65のスプリングはこうなるよね(^◇^;)






外れないだろうけど不安があるので、ID60→ID65のベアリング入りスラストシートをまた作ります。





素材はA2017
旋盤で切削します。









こーんな感じで現在製作途中…




11月3日 エビス西。
まだまだ空いてます。クリアラップ取り放題か!!

Attackエビス

洗浄完了


走行距離187000km
ポート内カーボン山盛りでした(^_^;)




なるべくローコスト重視でオーバーホールします。





ストレートエッジとシックネスゲージで歪み計測OK

バルブ径もOK

ステム径OK

ガイドのガタまぁOK ガタあったとしてもお高いのでスルー

バルブシート当り幅OK

エキゾースト側シートにカーボン噛み込み、当り不良。

カムシャフト摺動面カジリ無し



バルブ摺り合わせだけで終わらせよう…




マスキングして








バルブに外したステムシールを逆さまに取り付け








バルブコンパウンドを少し塗り

これプライベーターには一生かかっても使いきれない量
それに細目使わないし






ここからタコ棒で手作業です。

バルブを回してシート全体にコンパウンドが付いたら、回転させながら叩きつけてコンパウンドを砕いていきます。

ある程度砕けたらスリスリ回す。

カンカン、スリスリ……

これを繰り返すとコンパウンドも細かくなって、当り面も整ってきます。

計12ヶ所実施。手首が疲れる(￣Д￣)





終わったら光明丹で当たりと幅の確認






よーく洗浄してコンパウンドを洗い流したら組み付けです。


スプリングシート、ステムシール、スプリング、を取り付け。

リテーナにコッタを付けた状態で、スプリングに乗せスプリングコンプレッサーをゆっくり縮めて溝にコッタをハメます。ピンセットとチューブを使うと楽です。

頭を軽く叩いて馴染ませる。


カムシャフト、ロッカーアームを取り付け、タペット調整。




あとはヘッドを外した時の逆手順で戻すだけ。







クーラントを入れてエア抜きしたらイニシャル点火調整、アイドリング調整をして完了(^-^)



最後に試走



明らかにパワーが違う

スムーズな加速

やっぱりヘッドオーバーホールは効きます(≧∀≦)





今回ついでに交換した部品




各ベルト類
アイドラプーリー
テンショナー
クランク、カムオイルシール
ウォーターポンプ
サーモスタット
デスビキャップ、ローター
オイルオリフィス
各Oリング、パッキン、ガスケット類
点火プラグ
ウォーターホース
腐食、痩せがあったスタッドボルト、ナット
ステムシール