エンストし不動(EDU故障など)
1
東北に旅行に出ている時
突然、走行中に車がエンストしました。
エンジンチェックランプも点灯しました。
さらにエンジンをかけようとしても、初爆はあるがすぐにストンと止まってしまいかかりません・・・・
復活させるまでの長い長い道のりの始まりとなってしまいました。
あまりにも長くかかった過程のため、
その部分は省略し、行った整備を順に書き連ねます。
チェックランプのダイアグコードはP1215
これはEDU異常とのことで
考えられる故障部分は下記と伝えられた。
・EDU
・ECU(エンジンコンピュータ)
・インジェクション
・ハーネス
この内、ECUとEDUは生産終了、在庫なし、中古無し、リビルドなし。
東北のトヨタでハーネスの導通を確認してくれて異常は無さそうと。
ただトヨタでは上記の理由で修理不能と・・・。
念のためランクルベースにも確認したが同様でした。
2
その後、なんとかかんとかでようやくEDUを入手!!
バッテリーからマイナスケーブルを外し、30分ほどしてからゴム手をつけて交換作業をしました。
期待を込めてキーをひねると、エンジンがかかりました!
久しぶりに聞くエンジン音。
しかし、喜んだのもつかの間。
エンジンチェックランプが消えていない。
確認するとP1215。
?????
エンジンはかかってるがガタガタしてる。
3
ECUを念のためオーバーホールに出しました。
その時に故障のことも伝えていたのでトランジスタとかも細かく確認してくれて、燃料噴射に関わるトランジスタは全て正常で、コンデンサーの著しい劣化はあるものの液漏れもしてない。
ECUでの故障の可能性は低いと思いますよと。
とても安心できました。
戻ってきたECUを残留電気や静電気に注意し組み込みました。
しかし当然、エラーコードもエンジンのガタツキも変化はありませんでした。
4
最後にインジェクタの調査・修理に出しました。
出した時にすぐに点検してくれて
1番のインジェクタが吹けてないですね。
おそらく断線してますよ・・と。
デンソー製リビルドで全交換をお願いしました。
預けていた修理業者さんから連絡が入り、
インジェクタ交換も終わり、チェックランプも消えましたよ!とのこと。
数ヶ月かかりましたがようやく復活することができました。
5
そもそもの今回の故障原因は
TDIのサブコンをEDUのステーに抱かせてつけてたことだと思いました。
TDIのサブコンは非常に熱を出すので
この熱でEDUが放熱できなくなり、さらには熱が伝わり故障し、
さらにEDU故障の瞬間の大電流でインジェクタが断線したものと考えました。
ほんと自分は大馬鹿だったと痛感しました。
6
EDU、サブコンの放熱の大切さを嫌というほど痛感した今回の故障だったため
放熱の邪魔になるサブバッテリーを撤去。
TDIサブコン用に取り付けステーを新設。
放熱のために大量のヒートシンクを設置。
走行テストしたところ、しっかりと放熱してくれてることも確認しました。
EDUが手に入らなければ不動の巨大なオブジェとなっていた今回の故障ですが
高額な勉強代とともに、大切な様々な知識を手に入れ、新たな業者さんたちとも知り合うことができました。
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