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メタルクリーンでは中々落ちない、燃焼室のお掃除を。



吸排気ポートに、キッチンペーパーを詰めて、キャブクリーナーを吹き付け〜



たっぷり吹き付けましたら、キッチンペーパーで蓋をして、燃焼室に馴染ませて放置です。

これで明日には、多少綺麗になるはずです。

これは新発見。

情報で、メインジャーナルとクランクジャーナルの径がＥＦと異なるのは確認していましたが…

なんとなんと、クランクウエイトがＥＦと異なり１番３番のウエイトがジャーナルの両側に付く「セミ」フルカウンター状態でした。

ストロークもＥＦより長い為、メタルへの負担を軽減させる為でしょうか？

写真見にくいのでアレですが、ＥＪエンジンはボア間の水穴ありません。

…ってことは…ＥＦをボアアップした際には埋めてしまっても良いな（笑）

写真は、先日降ろしたＥＪエンジンのピストン。
…一気筒のピストントップのみ、アルミの肌が見えています。
…これで、大体予想はしていましたが…


オイルパンには銀色の粉末がいっぱい（笑）
これ、メタルの成れの果てですね。

…そして、コンロッドメタルを確認すると…


…やはり（笑）３番コンロッドメタルが耳付きになってました。 典型的なメタルブローですね。

３番コンロッドは、キャップが変形していて取り外した後にコンロッド本体に組めませんでした。
こりゃ、コンロッドは一本発注確定です^_^;

クランクシャフトのジャーナルは、メタルがメタルだけに傷がありました。深さなどはこれから検証ですが、ラッピングして傷が消えればアンダーサイズメタルで復活させたいですね。

２番はコンロッド、メタルとも良好。

１番はメタルの張りが無くなっていましたが、ジャーナルは綺麗でした。

…以上を踏まえて、ＥＪ再生に取組みます。
皆さんも、オイル管理にはお気を付け下さいますよう…

とりあえずバルブ周りバラして、洗浄液へどぼん。

…いい加減新しいメタルクリーンを買って来なければ^_^;

バルブのカーボンを落として、本日は終わりかな。


これはムーヴラテの後期ＥＦですが、オイル管理がイマイチ宜しく無かった様でバルブ裏のカーボンがかなり大量でした。

今回の課題は、燃焼室形状変更(バルブ周りの拡大)とシートカットで沈むバルブ分増える容積をどうやって圧縮アップ方向で調整するか。

従来は一律０．６ミリ面研していましたが、もう少し面研量を増やすか…

或いは、組み合わせる腰下次第ですがピストン形状で合わせるか。

嫁入り先は目下未定の為マッタリ進行ですが、是非にというアツい方がいらっしゃれば…と言った風情です。