やん☆つかのブログ一覧

向かって右手が、本日秘密工場から入手して来ましたＫ６Ａ。

向かって左手が、我等がダイハツＥＦＶＥ。

ほぼ同じボア×ストロークながらいろいろと相違点がありまする。

ボアとピン外径は同一。Ｋ６Ａは贅沢にもフルフローです。

各ランド寸法及びリング厚も同じ模様。Ｋ６Ａのが幾らかピンハイトが低いです。

ピストン重量はデータブックに依ればＥＦＶＥが軽量。穴空いてますしね（笑）

ピストンピンは見た目Ｋ６Ａのが軽量そうです。
内径が大きいので。

コンロッドは大端部径違いで流用不可ですが、ＥＦＶＥがややロングです。ブロック高さとの兼ね合いでしょうか…

これだけ見るとアレですが、Ｋ６Ａのクランクシャフトは何と純正でフルカウンターになってました。

アルミのオープンデッキブロックでアレですが、隣の芝生は青いと申しまして…

いずれの日か、Ｋ６Ａも手掛けて見たくなりましたよ。

…ねぇ、KAZUYAさん（笑）

金田一くん見ながらリフター磨き。

暖かい部屋で快適作業です(*☻-☻*)

…段付き修正（笑）

皆様今年もよろしくお願いします。

正月休みにある程度進めて行きたいですね;^_^A

久々の休日。

本日の作業は、吸気ポートの形状修正のため段付き部分に毎度お馴染みＪＢウェルドを塗り塗り。



ＥＦＶＥの吸気ポートは、シートリングを嵌め込む為の機械加工がポートの曲がり部分にかかっているためガクンと段付きがあるのです。

ココを滑らかにすれば…混合気がスムーズに燃焼室に流れ込む筈。

一日放置して、完全硬化後に削ります。

ハイカムが欲しい。クリスマス近いし。

現在までに何基かＥＦ、ＥＪのヘッド加工を行い其れなりに手応えを感じている昨今。

手元で可能(外注加工含む)かつ施工実績のあるものを列挙しますと…

○ヘッド面研
○バルブシート段付き修正
○ポート研磨
○バルブスロート部拡大
○吸気ポートナイフエッヂ
○吸気ポート形状修正(ＪＢウェルド)
○吸気ポートバルブガイド切削
○バルブシートカット 外当たり加工
○燃焼室段付き修正 研磨
○燃焼室排気バルブ周り拡大加工
○吸排気バルブ研磨
○バルブリフターラッピング
○カム山ラッピング

…殆ど削り系、磨き系ですが（笑）ふざけた作業環境ながら、頑張ってる方だと思うんです。

…で、実際どの加工がどれだけパワーなり、フィーリングに影響あるかと問われると、正直分かりません（笑）
８割以上は面研(外注)で圧縮上がった分かなぁ…などと感じていますが。

ともあれ、他に現在知り得る範囲でヘッドに投入できるブツとしては、軽量リテーナーとリフター位。

…それ以上の上積みを、となれば矢張りカムでしょ！

というのが結論なんです。

ＥＦツインカムで流用の可能性があるのは旧規格用のＥＦＺＬ用位。
直噴のＶＤはカムエンドの形状が異なりますし、ポンでは無理。

…やはり現物を実測して地道に探すか…或いは大枚はたいて加工カム作成か…

何か情報をお持ちの方、ご教示頂きたいです。