
北アルプスのシンボル、槍ヶ岳
一般登山道では上級コースになる大キレット通過
今回は初物尽くし!
槍ヶ岳~大キレット~北穂高岳とテント泊縦走してきました。
詳細は以下で
その① その② その③ その④ その⑤
その⑥ その⑦ その⑧ その⑨ その⑩
はじめは昨年登った
黒部五郎岳とルートが同じな新穂高からの鷲羽岳&水晶岳ピストンを計画。
しかし道中気が変わって、上高地から涸沢ベースの奥穂高岳と北穂高岳に予定変更。
ですが上高地でまた気が変わり、今回の行程になったという優柔不断さ(笑
8/18 一日目 晴れ 上高地~槍ヶ岳

上高地から槍沢ルートで一気に槍ヶ岳まで。
距離が少し短い岐阜県側の新穂高温泉から登れば日帰り槍ヶ岳もできそうな感じ!?

槍ヶ岳山荘のキャンプ場
標高3000mの稜線でのテント泊、スペースが狭くて張るのに一苦労。
さすが人気の槍ヶ岳、テントいっぱいで賑やかでした。

槍ヶ岳山頂へはハシゴやクサリが設置されていてジャングルジム感覚で登れて面白いです。

初めての槍ヶ岳に感激♪
雲とガスが多くて眺望は今ひとつでしたが。

夕日に染まる槍ケ岳 翌日のご来光も綺麗でした。
8/19 二日目 晴れ 槍ヶ岳~大喰岳~中岳~南岳~大キレット~北穂高岳

大喰岳~中岳~南岳までは標高3000mの稜線歩きで気分爽快♪

北穂高岳と大キレット
ここからが今回の山行の本番、大キレット越えです。

大キレットの難所、長谷川ピーク
刺激的な眺めです。

両側がすっぱり切れ落ちたナイフリッジ状の稜線を歩きます。

長谷川ピークからの下り
晴天の為に周囲の景色が良く見え崖下数百メートルまで視界クッキリ!
凄まじい高度感です。
滑落したらまず命は助からない・・・この区間はホント怖かった。

南岳と長谷川ピーク 歩いてきた稜線を振り返る。
北穂高岳山荘に着いた時は達成感と充実感でいっぱいでしたが安堵感の方が強かったかも。

北穂高岳南稜のテント場
自分含めて4張りだけでした。
山荘から往復20分~30分もかかる利便性の悪さが原因なのか?
トイレや水&ビールの買い出し、その他諸々4回往復、これだけで結構疲れます。
でも静かな雰囲気のテン場で私は気に入りました。
テント泊最高ー♪

前穂高岳とマイテント
8/20 三日目 霧&曇り 北穂高岳~涸沢~上高地
夜中は風と雨でぐっすり眠れず・・・朝も濃いガスでご来光なし。
晴れていれば涸沢岳~奥穂高岳と縦走してから涸沢に下りる予定でしたが岩場も濡れていて危なそうなので下山する事にしました・・・本音はホッとしている(笑
北穂高岳~涸沢岳間も大キレット並みに険しいらしい・・・

涸沢キャンプ場 秋の紅葉シーズンにはここで泊まりたいですね。
涸沢から上高地までの長い道のりはまったり下山、こうして2泊3日の山旅が無事終了。
今回、槍ヶ岳も良かったけどやはり大キレットの印象が強烈でスリル満点で楽しかったです♪
でも岩稜区間で手こずったのでロッククライミングの練習しようかな。
8/18
上高地(5:38)~横尾(7:56)~槍沢ロッジ(9:04)~槍ヶ岳山荘(12:52-15:00)~槍ヶ岳(15:36)
8/19
槍ヶ岳(6:30)~南岳小屋(8:37-9:03)~大キレット~北穂高小屋&北穂高岳(11:55-12:30)
8/20
北穂高テント場(6:50)~涸沢ヒュッテ (8:33-9:11)~横尾(11:00)~上高地(13:11)
Posted at 2013/08/30 01:44:03 | |
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山行 | 日記