図工が２、理科が５（FUJICA Half）

我が家のNEX。常用レンズは15mm、50mm、135mm。
間があき過ぎなので、常々24mmか28mmと85mmが欲しいと。

で、今回見つけたのがこの「FUJICA Half」。28mmF2.8。



既に、マウント改造やレンズ摘出移植手術を試しているおいらにとってはレンズ一体型カメラからでも移植は出来る、と信じている。

このカメラを見たときにレンズのちっちゃさが気に入って。
レンズに絞りとフォーカスリングが付いてることを確認してｗ。
ファインダー覗いて露出計が動かないことを確認してｗｗ。
じゃぁ、AEも使えないし、まともな写真は撮れないよね、とｗｗｗ。



ドナー確保！

．．．のつもりだったのですが。

家に帰ってチェックしてみると、



シャッター速度調整付いてるんじゃん！マニュアル撮影できるじゃん！ボディ側についてなかったから気が付かんかった。

そうなると事情が変わる。「FUJICA Half」をぐぐってみる。
．．．そこそこファンのいるカメラらしい。

むむ。おいらは（カメラにおいて）なるべく生体移植はしたくないのだ。
．．．ハーフの脳死判定をせねばなるまい。

で、25年ぶりに35mmフィルムを買いテスト撮影へ。

【実験方法】

EOS kissに30mmF1.4。
ハーフ判はAPS-Cとほぼ同サイズなので画角がそろう。

kissのISOは200固定。
ハーフにはASA200のネガフィルムを入れる。

ハーフの露出計は壊れているのでkissで撮った写真の同じ構図、同じ絞り、同じシャッター速度、同じフォーカス位置で撮影。

で、以下を確認。
ちゃんと撮れること。
露出が合うこと（絞り＆シャッターがちゃんと動いてること）。
いい感じの写真が撮れることｗｗ。

以上。

で、フィルムつめて記念すべきハーフの一枚目。



ピンボケぇ～ｗ。
やらかしますなぁ。

こっからはkissが左、ハーフが右で。































結果悪くない。露出は多少暴れるけど、コントラストと色の濃さも露出に引っ張られてるけども、悪くない。
参ったなぁ。
こいつは生きてるよ。

どうするか。
とりあえず露出計がホントに死んでるかのチェックだな。
ほんとに死んでたら強引に生体移植に踏み切るか。
はたまた他の露出計をゲットするか。

まぁ、なんにせよこのカメラ。
28mm/F2.8、最短撮影距離0.6mというレンズスペックは、ハーフ判とはいえ、



これくらい薄い被写界深度になる。このきわどいフォーカスを、



こんなちゃちなリングだけで目測であわせるのだ。あってるかどうかは現像してみないとわからない。
しかも一眼になれたおいらは↑↑写真の右下に、ストラップが写ってることさえ気がつけないのだ。
こりゃ難しい～。