最終生産モノのTypeSです。
生産終了がアナウンスされた4月より新車車両を探し始め、どこも注文枠が埋まってしまい、相当量の注文が入った頃に特殊なルートで情報を仕入れ、正規ディーラーから新車にて購入致しました。
納車された翌週に、ホンダから全台デリバリー完了のアナウンスが発表されましたので、1日生産10台に満たない生産ペースだと聞いていますので、ラスト100台の内の1台に入っていると思います。
この車両と巡り会えたのは本当に運命だと思っています。
オープンカーとは思えないほど、しっかりとしたボディ剛性、弾けるようなV-TECHサウンド。こんなデザインコンセプトの車は今後長らく世に出ることは無いでしょう。
TypeRが存在しない生粋のスポーツカーであるS2000。その最上位グレードに位置するのがこのTypeSに成ります。
なぜこの車を買うことに決めたのかと言うと...
今後の自動車市場においてエコカーやEVが主流になってきた時、クルマの評価軸が大きく変化すると予測したからです。
つまり、本当に乗り物として良い車とはどんなモノなのか?
たとえば、どんな乗り心地で、どんな操作性で、どういった時にどんな挙動を見せるのか?
と言ったクルマの性能の本質を知る必要性が有ると考えたからです。
事実、S2000はとても良くできた車でノーマルの完成度の高さは尋常ではありませんでした。
多くの方々のパーツレビューやレビューを見て頂ければご理解出来る通り、生半可なチューニングバーツを投入するとノーマルの性能より低い結果が出る事がほとんどです。
多くのトップチューナーが、この車両をチューニングベース車両として選択してきた事からも分かるように、開発したパーツの効果の確認に適していたんだと思います。
いずれはamuse GT1やJ's TypeGTのようなワイドボディへの変更も視野の入れていますが、前述の通りの車ですので見た目ノーマル・中身別物のプチ狼に育てています。
出来るだけ客観的なパーツレビューを綴って、多くの方の参考になれば良いなと思っています。
また、参考になったレビューに良いねを付けて頂けるとより充実させるべくレビューを更新していきます。