ＴＡＫちんのブログ一覧

当日は電車が止まって、会社で一夜を明かしました。

コンビニの食料も品切れで、食料は会社から配られた非常食のみ。

いつ帰れるのか、いつまともに食事できるのかも分からないので･･･

わずかな非常食を更に小分けにして食べました。

(その教訓から、今では机の引き出しに食料を備蓄しています。)


ほとんど寝る事もできずに朝を迎え･･･

電車が動き出したので、会社を出ました。

しかし、途中駅で乗り換えようとしたところ･･･

入場規制されて、改札の遥か手前で足止めを喰らいました。

家族にも帰ると連絡した後だったので、再度連絡したら･･･

家にいた父親が車で迎えに来てくれました。

しかも、ほとんど食べていないからと･･･

家から菓子パンを持ってきてくれました。

あの時の菓子パン、いつも以上に美味しく感じました。

結局、帰宅したのは翌日の昼頃でした。

夕方まで爆睡しました。

上司に帰宅報告する前に寝てしまい、後で注意されました(笑)


翌日は家族でホームセンターに行きました。

必要以上に買い溜めする人達の行列と･･･

その人達が買い漁った後の空っぽの陳列棚に驚きました。


月曜日、まともに通勤できず、会社に着いたのはお昼頃でした。

俺は昼食をコンビニで買って持って行くのですが･･･

その食料の調達もいつも通りにはいきませんでした。


ガソリンも品薄でスタンドには長蛇の列でしたね。

父親が車通勤で、いつ給油できるかも分からないので･･･

満タンにしておいた俺の車は予備車として封印しました。

三週間は車に乗らず、週末もチャリで移動していました。


そして、計画停電が始まりました。

駅からの帰り道、ある道路を境に一帯が真っ暗なのは不気味でした。

その真っ暗な中を帰る時は、月が一段と明るく感じました。

寒くて真っ暗な家に帰宅して･･･

懐中電灯で照らした部屋で、毛布を被って･･･

味噌汁をカセットコンロで温めてご飯を食べました。

(我が家の台所はIHなので、停電すると使えません。)


あれから4年、今では普通に生活できていますが･･･

あの頃の事は一生忘れる事はないと思います。


色々と辛い事もあったりしますが･･･

普通に生活できているだけで幸せな事なんですよね。