ブレーキブースターって、どんな構造してんのか分解してみた・・・その②

その①から続き…

抜けない！って思ったら、ロックピンみたいのが有った^^;

ピンを抜いて・・・

いらっしゃいませ～(再)( *´艸｀)

これが部品構成になります。

この、ゴムブーツみたいのが2枚有りました。

不具合の推定原因

多分・・・私の考え、ですが^^;

車齢20年以上の80スープラさんもかなり増えて来ました。
総生産台数3万台ちょっと、ですが、その半数1万5千台余りは、平成5～7年に製造されたものです。

ブレーキマスターからオイル(フルード)漏れを起こす。
↓
フルードは、ブースターのプッシュロッドから、ゴムブーツを介し内部に侵入する。
(マスターシリンダーは通常、先端が上がって取り付けられている為。)
↓
ブレーキフルードに対し、変質しないゴム素材を使用していないゴムブーツの為、平たく言うとふやける(柔らかく伸びる感じ？)ようになる。
当然、倍力装置でインマニ負圧を利用した構造の為それなりの圧が掛かる。
↓
フルードに侵されたゴムブーツ部が亀裂を生じ、保圧(密閉)出来なくなる。
↓
そこから圧が漏れて、シューシュー音が出て、【保持出来なく、シューシュー音がする】ってみんな同じ不具合になる。

※ゴムブーツ単体の経年劣化の亀裂
※※タービン車で遮熱が不十分で、加熱～冷却を繰り返し、ゴム硬化作用によって亀裂

こんな風に思いました。

こっちのブレーキペダル側は不具合原因に関係なさそーに思います。

でも、こんな大した作りをしていないブースターが6万も7万もするのはどーなん？？って思いますが^^;

JZA80も、数種類品番が存在します。
ターボATが、容量が一番大きいはずです。

私のメカ時代・・・
20年前のクルマなんて、ほんの数台しか居なかった^^;

一番古くてクジラクラウンだったかな？
JZX90マークⅡ系が現行車種だったから、平成5年の20年前？っ昭和48年とか、か。

まだブレーキブースターが無いクルマが多いですね^^;

日本車の平均車齢が大きく伸びたのも要因なのかな？
プレス技術が進んで、平成初期のクルマでも、年数の割に古く見えないのも有ったりするのかな？そんな事を思いながら分解してました。

このブーツ、いつか使いそうな気がするから取っておこう( *´艸｀)
それ以外は金属ゴミで出しちゃいました。



でも、こんなゴムだったら、パンク修理で焼き付けのヤツで直せそうな気もするけど・・・








不具合原因、全然違ったりして( *´艸｀)ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ

wikiで『ブレーキブースター』で調べると面白いかも。


おしまい