新年の巻き返し その2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
さて、不安定ながらしばらくエンジンを回してみて、キャブクリーナなども突っ込んで見ましたが、改善されず。
もう一回コンタクトポイントを確認してみると、アームがぐらぐらする…。
アームの旋回軸のベアリング兼絶縁体のの樹脂が解けてしまったようです。
せっかく仕上げた接点も早くも荒れ始めています。
2
思いを巡らせつつ、とりあえず直してみます。
材料は転がっていたPOMを削りました。
3
できたカラーは元と同じようにアームの旋回軸に接着。
接点も磨き直して組み立てました。
4
デスビ内で樹脂が溶けるほど発熱することと、短時間で接点が荒れるのは、さすがにおかしいので、MSDとセットらしいコイルを調べてみました。
MSDを外してもそのまま使用できると聞いていたのですが、やはりこいつのせいでした。
MSD用はコイルの抵抗値が純正よりも低く、ポイントに大電流が流れるので、接点が荒れる、発熱する。という訳らしいです。
ちなみに、このコイルをそのまま使えるのは、8気筒の車の場合だそうです。
アメリカでは、8気筒は一般的なんですかね^^;
原因が分かったので、対策します。
とりあえず、エンジンを回したいので、不本意ながらMSDを取り付けます。
ちなみにMSDとは、一回の点火時に複数回スパークして確実に着火する装置だそうです。
パワーアップのチューニングによく使われるみたいです。
実はもう一つ利点がありまして、ポイントが開いたこと検知してコイルへの電流を制御するため、ポイントには直接大電流が流れなくなります。
また、回転数に関係なく、メリハリのあるスイッチングができて、よい火花が出せるそうです。
(勉強しながらやってます^^;;)
ちなみに、MSDはオカルトパーツではありませんよ。 念のため。
5
【結果】
とっても良好^^
スロットルにあわせてレスポンスよく回転があがるようになりました。
アイドリングもすこぶる安定します。
ちなみにタイミングライトは途切れることなく等間隔で点滅します。
ようやく、本来の使い方で、点火タイミングの調整を完了しました。
6
エンジンが回れば、走り出したいのですが、その前に、やり残しが。
クラッチの油圧配管ですが、どうにもフルードが入っていかず、一回シリンダをばらして掃除しました。
配管もシリンダを外した状態でフルードを通しておき、組み立てたところ、うまく行きました。
7
派手な箱のMSDですが、とりあえず奥のタイヤハウス上においておきました。
ここではスペアタイヤが入らなくなりますので、このまま使う場合は何とかせねばなりませんね。
そして、運転席には椅子もなく、ドアももボンネットもないスーパーオープンカーですが、試験走行を完了しました!
あとは、外装ですね。
その前にMSDを外して、セミトラというやつを自作してみたいと思ったりもしています^^;
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