PROMAX RC469-改 デュアルピボットブレーキ ボールベアリング化
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
DRC-2300にデフォルトで付いてきた、
PROMAX RC469、
を改造しました。
制動力は、
定番のアルテ用ブレーキシューで、
向上させます。
操作性は、
各アーム軸のスラストベアリングを、
樹脂ブッシュからボールベアリングに変更することにより、
スラスト力がかかった時のフリクションロスを減少させ、
ブレーキング中の操作性を向上させます。
樹脂ブッシュでは、スムースに動くためには、ある程度のクリアランスが必要です。
ブレーキング時の荷重がかかった状態では、このクリアランス分アームが傾き、ブッシュに片当りとなり、動作が渋くなり、操作性が低下しているのではないかと考えます。
ボールベアリングにすることで、クリアランスを無くす事ができ、ブレーキング中の荷重がかかった状態でも、アームの傾きを抑えられ、フリクションの増加がおさえられ、ブレーキング中でもスムースに動くことができるので、操作性が向上すると考えます。
シマノのサイトで分解図を見ると、105以上ではY軸にボールベアリングが組み込まれていることが判ります。
そして、DURA-ACE様は、C軸にもボールベアリングを組み込んでいます。
この辺りが、「ブレーキは105以上にしておけ」、「DURA-ACE様のタッチは最高」、
となっている一因ではないかと考えます。
2
用意するもの
ボールリテーナーユニット7mm (Y84B98050) 2個
価格:0.030 (and)
組み込みは自体は難しい所はありません。
追加工等の必要は無く、ばらして、樹脂ブッシュを外して、ベアリングを入れ、
適度に調整し、元通り組み立てるだけです。
やってみようとする酔狂な人は、見れば分かると思いますので詳細な記述は省きます。
お約束の注意書きです。
「ブレーキはロードバイクを運転する上で安全に直接関係する重要な部品です。
本情報を基に改造を行う場合は、リスクをご自身で判断し、ご自身の責任で行ってください。」
3
分解図的に並べてみました
上:ビフォー
下:アフター
4
赤丸部が組み込んだボールリテーナーユニットです。
組み付けは、クリアランスを無くし、ベアリングに少しプリロードが掛かる感じにしました。
”スルスル”では無くわずかに抵抗を感じる”ヌルヌル”寄りにはなりますが、
ボールベアリングがあることにより、クリアランスが無くても、スムースに動きます。
5
取り付けました。
インプレ
制動力:向上しました。
思いっきり握らなくてもロックできます。
操作性:向上したと思う。
制動力が上がったことも、操作性が向上した一因と思いますが、
ロック寸前のコントロールなんてできるわけがありませんが、
制動力がかかった状態での操作がしやすくなったように感じます。
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