• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

無伴奏チェロのブログ一覧

2012年05月30日 イイね!

エクストレイル って どうよ  ・・・右も左もワカリマセンが・・・

エクストレイル って どうよ  ・・・右も左もワカリマセンが・・・







「通学路を見直すべきだと思います」


この春、小学校に娘が入学した際、一緒に通えるよう「協力員」に申し込んだ私。
朝の行きと帰り、校門と近くの集合場所を子供たちについて歩いている。
6年生の団長さんに連れられ、手をつなぎ歩く姿がほほえましい。



引っ越してきて半年、地域にも少し慣れたかなと思い始めた今日この頃。
地区の役員さんと協力員さんは是非にとのことで、PTA総会に参加した。
その席上、隣りの女性が手をあげて発言されました。


「クルマが通学路の列に突っ込み、歩行者が巻き込まれる事故が多発しています。
 朝夕は通学路にクルマが侵入できないよう規制すべきです」


議長を務めている会長さんが、どうしたものかと教師のほうに目配せをされます。
規制は一存で変えられるものではなく、今後の課題にすることでその場は収まりました。
でも、このひと、かなり怒ってるのがわかります。


面倒なことが嫌いな私ですが、席が隣りだったため逃げるタイミングを失って。
その場にいた同じ地区の女性ばかり数人で、近くの喫茶店へ移動することに。
なぜかクルマで来ているという彼女に、私を含め4人が乗せてもらうことになりました。



「クルマは凶器なのよ。
 黙ってたって事故は無くならないでしょ。
 いまこそクルマを無くす運動をしないと」


無くすったって、こんな便利な道具が無くなる訳ないと思う。
20世紀最高の発明と言われても頷けるクルマを、完全敵視する彼女。
あまり近寄りたくないけれど、敵にすると厄介なタイプに違いない。


道中、数字は上限だからと50キロの幹線道路を40キロで走る彼女。
他人にとっての迷惑は気にならない性格らしい。
完全に車線をふさいで右折待ちし、目的地の喫茶店へ入る。


「すべてにおいて安全であればいいの。
 事故が起きてからでは遅いの。
 子供たちの横をクルマが擦り抜けなんて、絶対ダメ!」


確かに幅の広い幹線道路は交通量が多いけれど、半面、目につきやすい。
人目のない裏道での変質者被害と、どちらが心配かで悩むところ。
事件があると、学校側はその都度保護者の意見を聞く姿勢をみせるのでしょう。



学校に対し文句を言いたくなる気持ちはわからなくもない。
教師とはいえないような、税金泥棒と化した職員もいるでしょうし。
でも、学校への文句って、時代の変化というより個人的な思い込みも多い。


彼女のように他人を認めないし許さないタイプは、個人の権利意識が強い上に
仲間や身内以外に対し攻撃的な特徴を持つ。
所詮は他人なのか、旦那も尻に敷いてるパターンが多いように思う。



クルマが無くなればいいと言いながら、彼女はなぜエクストレイルなのだろう。

「かっこいいクルマですね、これ」

「エクストレイルは、この大きさのSUVで一番安かったから買ったの。
 荷物は乗るし、うしろは丸洗いできるし、とっても重宝するのよ。
 これより高いSUVなんて、必要ないし無駄だから無くなればいいのに」



右か左かは知りませんが、極端に偏った人って身近にいるんだなって。
迷惑事故に巻き込まれないうちに、誰か彼女の暴走を止めてください。











Posted at 2012/05/30 17:02:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2012年05月15日 イイね!

合コン って どうよ  ・・・心配なのは娘より息子・・・

合コン って どうよ  ・・・心配なのは娘より息子・・・








娘が大学に通い出して1年。
上の息子も家を出て、東京の私立大へ行っている。
娘は家から通えるので、お金の面だけでも親孝行だと褒めている。


「地元で合格したご褒美に、免許取ったらクルマ買ってあげるね。
 小さくてもイザって時、走ってくれるし護ってくれる。
 そんな好みのクルマを選んでおきなさい」


気のない娘の態度に多少違和感を感じたのは、もう1年も前のこと。
いまだに免許をとるとか、クルマが欲しいと言い出さない。
親としては経済的にありがたいけれど、不思議に思い訊いてみた。


「友達はクルマの免許持ってないの?」


「半分くらいかな、普通免許は。
 自分のクルマ持ってるとかは、たぶんその中の1割くらい。
 スクーターとかは多いけど」


「カレにドライブとか連れてってもらわないの?」


「特定のカレとかいないし、いらないし。
 あたしの周りもそうだよ。
 グループで集まって、お金のかからないとこで遊ぶかな」


「コンパして男友達増やしたりしないの?」


「コンパって、合コンのこと?
 もう合コンって言葉自体使わないし、周りでしてる子いないと思う。
 居酒屋で食事ってのも、結構お金かかるしね」


「食事代とかは男の子が奢ってくれるんじゃないの?
 全額じゃなくっても、多少は負担してくれるでしょ?」


「それ、ありえないし。
 細かくても割りカンで当然だし、上下関係ってないし。
 バブル期に育った、あなたたち親世代と一緒にしないでほしい」



確かにブランドスーツで女子大に通ってた私たちは、少し変だったかも。
でも、男子が女子に格好つけたりって、不変不朽じゃないの?
バブル以前でも江戸時代でも、鳥の世界にだってある普通のことでしょ。


男が弱くなりすぎたのか、男女共同参画でたどり着いた先なのか。
クルマに限ったことではない。
魅力があるってことは、他人を惹きつける人間の本質だ。


同性の娘より、息子のことが心配になってきた。
頭が良くても真面目でも、異性から観て魅力のない男なんてイヤだ。













Posted at 2012/05/15 16:24:09 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2012年05月10日 イイね!

サーキット って どうよ  ・・・もっともっとと言わないで・・・

サーキット って どうよ  ・・・もっともっとと言わないで・・・








もっともっとと言われても、その先はさらに先へと続くよね。
行きつく景色も地平線も見えなくて、ただただ進めと言われ続けるだけ。
わかってるから、でも親の期待を無下にもできず、返事に詰まる僕。


この学校で1年やってみて、だいたいのことはわかった。
クラスで5~6番なら、学年で40~50番。
多少運に左右されるにしても、上のほうは揺るがない。


「おまえなら、もうちょっと上に行けると思うが」
「簡単なミスをなくせば、もう10番は上がったんじゃないかしら」
 順位表見て、言うだけの両親は楽だよね。


10番上がれば、さらに上を目指せと言うに決まってる。
お兄ちゃんの時は、最高が何番だったとか。
お姉ちゃんは何番をとったことがあるのよとか。


だからって、僕が上のふたりのように成績が良いとは限らないでしょ。
僕は兄貴でも姉貴でもなく、僕なんだから。
勉強が得意だった上ふたりと、成績で比べられたらたまったもんじゃない。


ああ、いったいいつまで比べられるのかなぁ。








もっともっとと言われても、快感は果てなければエンドレスに続く。
その向かう先に新しい発見があるかもと思ったのは、20代の頃。
恋愛とセックスは、卵が先か鶏が先かみたいだ。


本能に得手不得手なんて関係ないんだよね。
食べるのが苦手とか、寝るのが得意と言われても、あまり意味が無い。
異性は面倒だけれど、興味を失わないでいたいと思う程度のこと。


行為の動作自体は単調で、意識は無限なまでのブラックホール。
繰り返すうちに慣れてくる反面、お互いの感覚のズレを感じてしまう。
この小さなズレのことを、「飽きがくる」とも言う。


無意識な状態のパートナーに、他の誰かと比べられたりもする。
今もマユに「もっと奥にキテ・・・」と言われ、少し萎えた。
そこは前向きに、これでもう30分は続けられそうだ。








「もっともっと、こうドバッと踏んで」


サーキットへドライビングレッスンに来ている。
若い頃からの夢だったポルシェを買い、国際サーキットを走る。
いきなりでは抵抗があったため、最初にスクールを受けることにした。


この日のためにと買ったツナギを着て、自分の白いカレラに乗り込む。
インストラクターの若い先生が横に乗り、指示をくれる。
シールドのないジェットとはいえ、ヘルメットが邪魔だ。


「アクセルは踏むためにあるんだからね。
 もっともっと、ドンと床まで踏む。
 減速点までは、これでもかと踏み続けて下さい」


横Gがかかると、スピンしやしないかヒヤヒヤもんの俺。
サーキット内での事故に車両保険は使えないと、さっき説明を受けたばかり。
ローンはないにしても、一瞬で消え失せたらと思うと悶絶しそうだ。


幼い頃からのトラウマかもしれない。
もっともっとと言われる度に、どこか心がズキッと痛む。












Posted at 2012/05/10 14:46:33 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2012年05月01日 イイね!

オープンカー って どうよ

オープンカー って どうよ








彼女と結婚する際、誓約書を交わしたいと言い出したのはオレ。
新居となるマンションのキッチンで、向かい合って座るふたり。
気付くままA4のキャンバスノートに箇条書きしてみた。


バツイチのオレと初婚の彼女、歳の差は8ある。
40に手が届こうという歳で再婚するには、前もって決め事をすべき。
あとで言った言わないでモメる手間を省きたいと思ってのことだ。



「お互いの両親の悪口を言わないこと」

うちの親は、老後の面倒を将来オレがみなければならない。
今は田舎で暮らしているが、いつかつれあいを亡くせば引き取ることになる。
言葉は命取りだから、日頃から悪口を言わない配慮がいると説明した。


「自ら料理をすること」

前妻との食卓は、ほとんど買ってきたデリカを盛り付けただけのものだった。
外国のように大量に作りだめして冷蔵庫でもいい。
自分で味付けし、料理したものを食べたいのは、長年の願望かも。


「ゴミを家にため込まないこと」

前妻は忙しいとか手が離せなかったからと言っては、ゴミ出しをしなかった。
調停でも掃除やかた付けは夫がやればよいと、誰も聞く耳を持たなかった。
これは育った環境以前に、ゴミのない快適な暮らしがしたいと願ってのことだ。


「趣味に文句を言わないこと」

ずっとオープンカーを乗り継いできているオレ。
子供が生まれた時に4人乗りのミニ・コンバーチブルにしたものの、
離婚後に買った今のフェアレディZも当然オープンだ。
イヤなら乗らなくてもいいが、文句は言わないで欲しい。


「週1回はエッチすること」

これも前の妻とのトラウマだろう。
出産を機に触れ合うことを拒否され、次第に距離ができていった。
離婚を二度繰り返さない為に、願望というよりは戒めでもある。



彼女を前にして一方的に喋りながらペンで箇条書きするオレ。
客観的に見たら大人げないであろうことは、自分でもわかっている。
ふたりの新生活が希望にあふれたものであって欲しいと願う半面、
苦い思いを繰り返したくないから言いにくいことも話しておきたい。



「君からも希望や要望があれば、はっきりいま僕に言って欲しい」

ずっと真顔で聞いていた彼女が、そっと口を開いた。

「・・・ 私より先に死なないでね」

オレの頬を、頷くより先に涙が伝った。











Posted at 2012/05/01 16:32:20 | コメント(11) | トラックバック(0) | 暮らし/家族
2012年04月10日 イイね!

Copen って どうよ

Copen って どうよ






教育大学時代からの友人と、名駅に呑みに来ている。


ヤツは公立中学の教師で、オレは予備校の講師。
前回呑んだ時は、オレが連れてきたチューターをヤツに紹介した。
どこまで行ったか関知しないが、まだ繋がってるらしい。


今回は、ヤツが同僚という女性を連れてきた。
専門は英語、担任も部活も受け持っているという。
背が高く細く、いかにもスポーツが得意ですといった印象だ。


「私、クルマ大好きなんです。特にスポーツカーっていいですよね。
 手足のように動かす、そこはやっぱりミッションでしょ」


オレのカレラがミッションと知ってのことか、それともヤツの入れ知恵か。
とりあえずは3人、クルマの話題で盛り上がった。


「私の愛車コペンも、ミッションなんですよ。
 よかったらぜひ一度乗ってみて下さいね。
 私も一度でいいからポルシェって運転してみたーい」


なーんて目を潤わせ露骨に言われたら、お約束でしょ。
持ちモノを褒められて嬉しくない男なんて、いない。
翌週、彼女をドライブに誘うことに。




吞んだ時、海岸線をドライブし食事までは話の流れになっていた。
当日、市内で彼女との待ち合わせは、夕方の5時。
ドライブと軽い食事で、2、3時間程度のつもりで。


約束の時間に少し遅れ、サイドガラスを指で叩く笑顔の女性。
前回のパンツスーツとは違い、短か目のスカートが嬉しい。
カレラの助手席に乗り込んだ彼女の、最初のセリフがこれ。


「せっかく土曜のデートなのに、ごめんなさい。
 明日は部活が早いので、日付けが変わるまでには送って貰えますか?」


まったく意表をついたソノ気発言。
当然、オレのナビはフル回転でレストランからホテルへのルートを探す。
インター近くのラブホでいいだろうか、戻ってシティホテルにすべきか。


そんな思惑は微塵も顔に出さず、まずはゆっくりと発進。
都市高速を降りて、産業道路を南下。
明るいうちに運転させて欲しいといっていた彼女の要望に応えるべく、
広い路側帯にウインカーを出して駐車する。


「ここからしばらくは真っ直ぐだから、運転してみる?」

待ってましたとばかりに微笑む彼女と、席を交代。


「クラッチって、左足ですよね?」

尋ねるというより、確認のつぶやきだろう。
シートポジションを直し、クラッチを踏みこんで、ショートレバーを動かす彼女。

「実は左ハンドル、初めてなんです。
 あ、でも、ミッションの左右の向きは一緒なんですよね」


それってペダルが左右対称だったら、違う意味で面白いかも。
シンプルな質問も楽しいし、誰にだって最初はある。

「ウィンカーとウォッシャーは逆だけど」と言った矢先に、ワイパーが動いた。



「行きます」

と、バックも振り向かず、いきなり発進する彼女。
加速でシートに押さえつけられた時、いやーな予感がした。
スパッとつないだ1速で6千回転まで引っ張ると、ダブルクラッチで2速へ。


「あってますよね、これ、2速で」

はい、あってますよ。
もしお隣りの4速だったら、2千回転以下のはずですから。


2速も6千回転近くまで引っ張ったままの彼女。
既に制限速度はかなりオーバーしてますが、と声をかけて良いものかどうか。
どうやらスピードメーターを見る余裕が無いらしい。


「ちなみに、今、何キロですか?」

やっと聞かれて答えると、

「ふーん。だったら3速は入れられないかな」

って、この状態で走り続けるの?


アクセルのオン・オフで、前後にぎくしゃくと揺さぶられるオレ。
足を踏ん張るには遠すぎるし、手を置く場所も無く、シートベルトを握り締める。
片側2車線のほぼ直線とはいえ、右助手席のオレは常に白線上のままだ。


サイドミラーで確認すると、後続車は2車線ともかなり間隔をとってくれている。
そりゃ誰が見たって危険なクルマだろう。
近寄りたくない気持ちはよくわかる。



凄く長く感じたけれど、慣れぬまま10分も走っただろうか。
路側帯に設けられた駐車場へ誘導し、停まるよう指示。
停止と同時にサイドブレーキを引いたオレの左手は、べっとりと汗をかいていた。


「思ったより難しくないんですね。エンストもしなかったし」

彼女がこちらを向いた時、血の気の引いたオレの顔は青白かったに違いない。
酔った。 それも自分のクルマで。


外へ出ると身体は重く、背中に冷たい汗をかいていた。
交代し席を戻すと、ルームミラーがオレの位置のままだと気付いた。
つまり彼女って、一度も後方確認してないってことだよね。


緊張で力が入っていたせいだろう。
クラッチを踏みこむ左膝が震えている。
ソノ後どころか、このまま一緒に食事をすべきかどうか考えている。













Posted at 2012/04/10 15:23:13 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

お仲間になれたら幸いです どうぞよろしく
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

愛車一覧

BMW X5 BMW X5
V8って、イイ
ポルシェ 911 ポルシェ 911
思い切り走らせてあげたい
ポルシェ 911 ポルシェ 911
3.8Lを楽しみたい

過去のブログ

2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation