インチアップ時のロードインデックスに注意！！

先日、いつみさんと話をしたときに、いつみさんが某タイヤメーカーから「そのタイヤはロードインデックスが低くなり、車検に通らなくなります」という趣旨のことを言われたとおっしゃっていました。

ロードインデックスなんて、ほとんどの人が無頓着にタイヤを選んでいるでしょうし、タイヤ屋さんも無頓着に客に売っていることも少なくないようです。
かくいう私も車重に応じた空気圧を決めるときの目安程度の認識しかなく、今まではほとんど無頓着で、そんなことで車検が通らないなんて知りませんでした。
もっとも、私が車弄りをしていた若いころは、扁平率60％のタイヤでさえ車検はおろか、整備不良で反則切符対象にされていた時代ですから、インチアップして車検に受かろうという気も無く、また検査員もロードインデックスなどはあまり重視していなかった時代なので、そういう感覚でいたのですが、インチアップが解禁になった現在は、結構きびしくロードインデックスをチェックされるようです。

で、ロードインデックスとは何ぞや？と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、詳しくはググッていただくとして、簡単に言えば、そのタイヤが支えられる重量を示す数値で、プリウスの場合、新車で装着の195-65-15は91、17インチは87になっています。
（Lグレードのタイヤは不明ですが、タイヤサイズの次に刻印されているはずなので、気になる人はチェックしてみてください）

タイヤ交換する際は、その数値以上のロードインデックスのものを選ばないと車検に通らないこともあるので要注意ですが、問題は、インチアップするときです。
L、S、Gなどの15インチのグレードから215-45-17にする場合は、純正ツーリングセレクション用と同じ87の物を選べば問題ないですが、18インチ以上にする場合はよく確認した方が良いでしょう。

もし、入れようと思うタイヤのロードインデックスが低い場合、車検証を見て、前軸重量と後軸重量の大きい方を2で割った数値と、車両総重量を4で割った数値の両方がロードインデックスをクリアしないと車検に通りませんし、あまり低いと危険でもあります。

また、スタッドレスタイヤを入れる場合も要チェックですね。
ちなみに、オートウェイさんの懸賞でいただいたインドネシア製のスタッドレスタイヤのロードインデックスは91でセーフでした。(;^_^A