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孝(taka)のブログ一覧

2017年09月30日 イイね!

Fウィンカーレンズはなぜ塗装されているのか?

手持ちのナロー用フロントウィンカーレンズから、種類違いの3品を並べてみました。


左から黒細枠ボッシュ刻印付き、真ん中は再生産純正品(ボッシュ刻印無し)、右が黒太枠ボッシュ刻印付きとなります。


左のレンズはひび割れが出来た為にかなり前に退役。
オレンジ色はタミヤのクリアオレンジスプレー缶で再塗装してあります(^-^;
色が抜けすぎて、車検で引っかかったので(爆)

こうして並べてみると、太枠と細枠の違いが良くわかるかと~

※この枠の違いについては大福さんの日記であーだこーだと盛り上がってました。

https://minkara.carview.co.jp/userid/846698/blog/40423480/


で、最近は細枠のボッシュ刻印アリが、ほぼ全滅、たまに出てくるボッシュ刻印アリもほとんどが太枠という事がわかり、細枠を使うなら再生するか、リプロの刻印無しを使うかという状況になっているようです。

そういうパーツ事情なので、格安で出ていたアメリカ仕様の細枠ボッシュ刻印アリをゲットしました。
アメリカ仕様という事もあってか、他に入札する人もなし。





GERMANYロゴが入っているので、90年代に生産された補修用パーツだと思われますが、ボッシュ純正ですし、ネジも黒ではなくクロームが付いています、経年劣化でくすんでますが。
(リプロは黒ネジが付属)



もちろん、これをこのまま使うのではなく、ポジションランプの部分だけ、塗装を剥いてクリアにし、日本・ヨーロッパ仕様にしてしまおうという魂胆(^-^;

これを考え付いた時に理解しました、

リアのウィンカーレンズは赤・クリア・オレンジの3色プラスチックを一体成型しているのに、なぜフロントレンズはクリアで成形してからわざわざ塗装しているのか?


色プラで成形したら、ヨーロッパ用とアメリカ用を別ロットで成形しないといけないから、対米輸出の比率を見誤るとパーツのロスが出る。
それなら、全品クリアで成形しておいて、塗装の塗り分けでヨーロッパ用とアメリカ用を作り分ければ無駄が出ない!

そういう事ですねポルシェさん!(笑)

(パーツの使いまわしはポルシェの十八番)






Posted at 2017/09/30 11:00:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | レアパーツ | クルマ
2017年09月20日 イイね!

エンジンルームデカール

先のブログで、エンジンルーム用デカールは自分で貼る、と書いた理由がこれです。



柄(文字)は同じなのに、なんでこんなに色が違うんだと!、トランプの七並べかと!

現時点で有力候補なのが、一番上に並んでいる5枚。



横から見ると比較的金色の揃いが良い(タイヤ空気圧を除く)のが理由の一つ。

もう一つの理由はフォントにあります。

点火順のシールは、こちらはNG


こちらがOK


1-6-2-4-3-5の部分を見ると、NGの方は各数字がやや細長く、OKの方はずんぐりしています。

これはずんぐりしている方が正解。


バルブクリアランスのシールは一種類しかありませんが、これは出来が良かったのを引いたのでOK




オイルレベルのシールは、これはNG


これもNG


これがOK


これも文字の線がやや太く、他の二つと比べるとややずんぐりしていますが、これが正解。


空気圧のデカールは、鏡面なんてありえないのでNG


鏡面仕様ではなくなりましたが、空気圧の表示が2、0、2、4となっていて、.「テン」ではなく、「カンマ」になっているのでNG


今回はこれを貼っておく事に決めたのですが、本当はNG(爆)



空気圧のシールがなぜ全部NGなのは、またあとで…


発電機のシールは、これがNG



こちらはOK


違いはeの文字、しっかりしているのがNGで、今にも潰れそうなのがOK


何を基準にOK、NGを判定しているかというと、それがこちら


80年代後半、今のナローを入手した時に貼られていたデカールで、当時からすでに隅が欠けているこのような状態でした。
隅に白い塗料の後がある事からわかるように、デカールを剥がさずにボディを白に塗り替えたようで、実際、このシールの裏側には白ではなく黄色の塗料の欠片が付着していました。

そこから考えるに、西ドイツで製造された時に貼られた、オリジナルデカールに間違いない、と思っている次第です。

ベースの金色がすべてのデカールで同じ色に統一されているのも、いかにもオリジナル品質という感じですし、枠線に901品番が入らないのも特徴です。

このオリジナルデカールにどこまで近づいているかで、OK/NGを判断している訳です。

そして、空気圧のデカールを見ると、normal という文字とカッコつきの(Cold)、これが新品デカールには入っていないので、新品の空気圧デカールは、どれもNGなのでした。

Posted at 2017/09/21 01:27:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | レアパーツ | クルマ
2017年06月20日 イイね!

本当は違うデュラントミラー

最近のナロー用パーツの充実ぶりは目を見張るばかりで、また一つ、絶対出てこないだろうと思っていたパーツがWeb通販で購入できるようになりました。





ポルシェクラシックのパッケージに入っているのが左用デュラントミラー、無印の茶色い箱に入っているのが右用デュラントミラーになります。



ドアへの取り付け部分が逆Rでシャープな形状なのが、当時のデュラントミラーの形。
2000年頃に作られていた社外品は、取り付け部分が砲弾を半分に切った様な「もっこりした形」になっていて、一目で違いが判ります。






左がポルシェクラシックの箱に入っていた左用、右が無印箱に入っていた右用ですが、刻印されているマークに注目。

ポルクラ


無印


ポルシェクラシックのパーツは、こういう所で当時物と再生産品が区別できるようにしてくるから、オリジナルにこだわる場合は要注意です。

今回欲しかったのは右用ミラーで、左用ミラーはメッキの経年劣化を左右で揃える為におまけで購入した物なので、本来あるべき「MAID IN GERMANY」の刻印が無いのでは、このままお蔵入りです。
(使いたいという人が居たら、半額でお譲りしますので、メッセしてください)

ここまで来てやっと本題(笑)

少し前まで、どのWeb通販サイトも、デュラントミラーは「左右共通」として販売していましたが、これは「左右どちらにも付けられる」という意味での左右共通であって、実際には左ミラーは平面鏡、右ミラーは曲面鏡になっていて、物としては別物になります。

その違いが判るのがこちらの写真



映りこんでいる天井の広さが倍くらい違います。

これで見えにくい右ミラーの視界を、少しでも改善しようというのが本来の狙いです。

ただ、

最初に付いていた曲面鏡の右ミラーは、長期間使っているうちに反射面下部に錆が出てきて、黒い染みのようになってしまった為、しかたなく平面鏡のミラーに変更したのです…(^-^;

平面鏡の左ミラーはそんな事にならなかったので、おそらく曲面鏡に問題があったのだと思います。

今後の右ミラー、耐久性が改善されているといいなぁ~~(^-^;

Posted at 2017/06/21 03:54:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | レアパーツ | クルマ
2016年04月09日 イイね!

オリジナルダックテールのレストアに

オリジナルダックテールのレストアにwww.carpoint.de ドイツのポルシェとジャガーのパーツを扱っているショップの様ですが、

今は、こんな物まで売っているのかと驚きました。(^^;

これで73RSのオリジナルダックテールも復元できますね!

http://www.carpoint.de/ersatzteile/heckdeckelrahmen-fur-burzel-911.html

Posted at 2016/04/09 07:38:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | レアパーツ | クルマ
2015年10月30日 イイね!

73ナローの特殊事情

現在修復作業中のマイナローですが、左リアをヒットした事でオイルタンクにダメージが逝ってます。

こんな感じで…(^^;



ある意味、ここがべっこり逝ったお陰で、シャシー側へのダメージが多少は軽減されたのかな?
とも思います。

一見、凹みを引っ張り出せば再利用できそうですが、オイルが漏れていた亀裂を塞ぐ必要があります。
ですが、これだけオイルまみれになっていると、溶接の炎で着火しかねないので、これは直すより中古を手に入れて交換した方が、早くて安上がり、という事になりました。

ナローのオイルタンクは、
~71年までは給油口は別パーツになっているタイプ。
72年はリアタイヤの前方に収納するタイプ。
73年は給油口がタンク一体になったタイプ。
となっていて、73年式のタンクは930用と互換性があります。

シエラで販売されている73~89用のオイルタンク


e-bayで見つけたリビルドタンク



注目点はオイルフィルターの取り付け部。
どれもタンクに直接フィルターをネジ留めするようになっています。


対して、損傷した73ナローのタンクを見てみると、フィルターとタンクの間にアルミのパーツが見えます。

またフロントオイルクーラーへバイパスさせるサーモスタットも、73ではタンク側に取り付けられているのがオリジナルとなります。
(930の比較的早い時期に、タンクからリアトーションバー付近へと移動します)




オイルフィルターの台座は、パーツリストで17番となっているパーツ



シエラでは、こちらでりプロ製品が購入できるようになっています、
65-76に適用との事ですから初期の930は、このタイプのタンクを使っていた事になるかと思います。




この台座があると、その分、フィルターが出っ張ってくるので、取り付けが多少楽になるのかも?(^^;



また、写真に写っている飛び石ガードのメッシュも、後年式のタンクでは省略されるようになりました。


で、

930用オイルタンクは取り付け・流用こそ可能なものの、フィルター台座や飛び石ガードが無くなってしまう事が判ったので、73~76用のオイルタンクに的を絞って出物を探し、見つけたのがコレ



フィルター取り付け部の穴の空き方が、明らかに違いますね…(^^;


今頃はアメリカ国内を移動中なので、届くまでにはまだしばらく掛かりますが、これなら塗装仕上げをしてあげれば、オリジナルに忠実な復元ができそうです。
Posted at 2015/10/30 02:45:19 | コメント(6) | トラックバック(0) | レアパーツ | クルマ

プロフィール

「ありゃ、検切れですか。
仮ナンバーか、ローダーか、ですかね?」
何シテル?   05/06 09:25
ナローと呼ばれる1973年式ポルシェ911に長年乗っています。 日常メンテナンスやコスメティックレストアをコツコツとやっています。
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