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孝(taka)のブログ一覧

2024年06月09日 イイね!

市街地でもマフラーを白く焼く

市街地でもマフラーを白く焼く久しぶりの投稿です。

タイトルの通り、平均時速40〜50キロの市街地走行でも、マフラーを白く焼くコツが分かってきました。
白くなったのはまだ半分だけですが^ ^;

ポルシェの神様カトーさんから貰っていたヒントは、エンジンをいじめろ、空気を沢山吸わせる、下り坂では何をやってもダメ。
空気を沢山吸わせるなら常にアクセル全開?、→それは全然ダメ。
という禅問答の様なコメントでした。^ ^;

おかげで随分と勉強する事に。

エンジンの調整が狂っていてはどうしようもないのでまずはチェック。
エアバランス、点火タイミング、バルブタイミング、バルブクリアランス、CO濃度をメーカー指定値に合わせるます。
(丁度カムチェーン周りをOHしたで、今回はエアと点火の再確認のみ)

そして肝心のアクセル操作は、次の点がポイントの様です。

アクセルを必要最小限しか踏まない。
(市街地で出しても40〜50キロなら全開加速は必要ない)
アクセルは急に開けない、急に閉じない。
シフトアップの時は右足の親指が動く分だけアクセルを戻して回転を合わせる(足首は固定)
シフトダウンではアクセルそのままでダブルクラッチ、ニュートラルで繋いだタイミングで回転が上がるが、それが下のギアの回転数に合うので空ぶかしは必要ない。(アクセル一定のままで良い)
定速走行になったらじょじょに右親指を緩めて、スピードが落ちそうになるギリギリを探る(減速Gで判断する)

つまりいかにアクセルを動かさないか?

この状態って、高速道路を良いペースで定速走行している時のアクセルワークに似てますよね?
誰でも経験あると思いますが、高速を走ったあとはエンジンの調子が良くなっていて、燃費も良い。
ガソリンが完全燃焼して温度が上がり、堆積していたカーボンを焼き切ってエンジン内部が綺麗になる、結果、マフラーには黒いカーボンではなく真っ白な灰が残る。

燃えたぜ、燃え尽きた、真っ白だ。

市街地を流している時でも、高速並の燃費とエンジンの好調が維持できると良いでね!





Posted at 2024/06/09 21:21:15 | コメント(5) | トラックバック(1) | ナロードライビング | クルマ
2019年09月21日 イイね!

ナローの慣らし(メーカー指定)

ナローの慣らし(メーカー指定)ナローのエンジンOHが終わって、これから慣らしというみん友さん向けのブログです。

こちら73年式ナローのドライバーズマニュアル。


自分がナローを購入した時には付属していなかったのですが、オリジナル戻しの一部として、数年前にebayで見つけて購入しました。

届く前は簡単な取り扱い説明書的な物だと思っていたのですが、実際には100ページ以上ある冊子でした。



ヘインズの日本語版マニュアルや、ワークショップマニュアルにも、同じ内容の写真や説明が多数掲載されていますが、ドライバーズマニュアルならではの情報として、「エンジンの慣らしの仕方」が記載されています。



大事な部分のアップ


メーカーによると
1.最初の1000kmは、5000回転以下で走れ。
2.1000-1500kmは、5500回転まで回していい、また一瞬だけならフルスロットルをくれてもいい。
3.1500-2000kmは、6000回転まで回していい。
4.エンジン回転が低い時にスロットルをがばっと開けるな、これは慣らし中だけでなく、常にそうだ。
5.2000km以降は、全開でゴーゴー

というのが、ポルシェ推奨のナローのエンジン慣らしです。

また上に方に、「1速以外では1500回転以下で運転してはだめ」と回さな過ぎもいかんと警告しています。

ナローのエンジンは、セダン用ではなくスポーツカー用(個人的にはレース用だと思っている)ですから、日本車の慣らしの常識は通用しないようです。(^^;

Posted at 2019/09/21 21:06:31 | コメント(3) | トラックバック(1) | ナロードライビング | クルマ
2013年12月23日 イイね!

ナローと対話する方法

先月発売されたカーグラフィック1月号には、小林彰太郎氏の追悼記事と一緒に、911の50周年特集が組まれていたので、ひさしぶりに月刊の車雑誌を購入しました。


この中で、ル・マン優勝経験もあるユルゲン・バルト氏と、伝説の911使いヴィック・エルフォード氏が、911のドライビングに関する事を語っていましたが、その中に興味深いくだりがあったので、今回はそのお話。


ユルゲン・バルト氏
「荒馬と同じで、抑え込もうとすればするほど、いわゆるステアリングをしっかり握って操作しようとすればするほど、操れなくなるものなんですよ。あえて言葉にすると非常に軽い力で”フロントを遊ばせる”という表現になると思うのですが、そうすれば911は上手く走ってくれる。それを分かってくれている人は本当に上手く操作するし、そもそも911とはそうやって操作するクルマなんだよ」

ヴィック・エルフォード氏
「911がモンスターだなんて作り話だ。このクルマに必要なのはひたすら理解し、上手に扱うこと。思い通りに走らせるには優しく導くのがコツで、無理強いは禁物だとわかった。」

どちらも60年代、70年代のレースシーンで、ポルシェを駆って大活躍された二人。
その二人が、「911は優しく扱え」と言っています。



これを聞いて、「うんうん、そういう運転しないと駄目だよね」と頷ける人には、以下の話は、釈迦に説法なので、読み飛ばしてください…(^^;



この「優しく扱え」というキーワード、実はノーマルのナローに標準装備されています。



ひとつは、4本スポークのステアリング。
このステアリングは10時10分の位置と、8時20分の位置にスポークがある為、ステアリングをしっかり握ろうとすると、手の位置がおかしな事になります。







その為、自然と親指を立てた状態でハンドルを握らざるおえなくなります。



親指で巻き込む事ができませんから、必然的にハンドルの握りは軽くなり、四本の指と手の平でハンドルを包み込むような持ち方になります。

そうする事で、手の平全体でハンドルから伝わる路面のフィードバックを感じ易くなり、それに合わせたステアリング操作ができる。
また、スポークに親指が引っかからないので、握力をちょっと緩めるだけで、ステアリングがフリーになるので、手の中でステアリングを遊ばせる事も容易です。



もうひとつがシフトノブ



うちのは73年式で915ミッションなので、通常のHパターンですが、それ以前の901ミッションもシフトパターンが違うだけで、肝心な部分は同じです。

このシフトノブ、床から延びるレバーとノブの間に、スプリング式スリーブを挟み込んで固定しているだけなので、簡単にクルクル回るし、ちょっと力を入れて上に引っ張れば、簡単にすっぽ抜けます(^^;

ナローに乗って間もない頃、運転中にシフトノブが抜けて肝を冷やした、という人は、私だけでは無い…よね?(^^;(爆)

なかには、回転したり抜けたりしないよう、ピンやビスで固定している人も居るかもしれませんね。


しかし、ここで考える

「なんでこの構造が、10年間も改善されずに残っているのだろう?」

それがナローを理解する事の一歩になる。

そして、自分の運転を見つめ直す。

運転中にシフトノブが抜ける、という事は、シフトチェンジの際にレバーに対して上向きの力を掛けている証拠。
シフトチェンジに上向きの力など必要ない、つまり、自分がシフトチェンジの時に力んでいたから、無用な上向きの力が加わっていた訳で、ようは正しい扱いをしていなかった自分が悪い。


同じように、正しく整備されたミッションは、綺麗なHパターンでギアが入るので、レバーは縦か横に動くだけ。
それなのに、シフトノブがいつの間にか回転して、パターン表示が向きを変えているというのは、シフトノブの握りがおかしくて、無用な力が入っている(それをシフトノブが回転する事で逃がしている)証拠。


だから普段運転する時も、出発前にHパターンが正しい向きになっている事を確認する。
目的地に到着して、エンジンをOFFにした時、パターン表示の向きを確認する事で、その時の自分の運転がどうだったか判断できる。


そうこうしているうちに、峠を激しく攻めても、ノブが回転してパターン表示がずれるような事は無くなりました。


そうやって、自分の運転のおかしな所をナローに矯正して貰っているうちに、ナローを優しく丁寧に扱うドライビングが、自然と身に付いてくるのだと思います。



優しく丁寧にというと、腫れものに触るかのように、ゆっくり、そ~と操作するような印象を持ってしまうかもしれませんが、それは必ずしも優しく丁寧と同義ではありません。

ゆっくり、そ~っと操作していて優勝できるほど、ル・マン24時間やラリー選手権は甘くないですからね(^^;



ナローと対話する第一歩は、ステアリングの握りとシフトノブにあり。

その先には、二歩目、三歩目がある訳ですが、最初はここからではないでしょうか?
Posted at 2013/12/24 01:29:35 | コメント(9) | トラックバック(0) | ナロードライビング | クルマ
2012年04月28日 イイね!

4万!

4万!今までは、気付かぬうちに過ぎてしまっていたので、切り番見るのは初めてだったり…(^^;
Posted at 2012/04/28 20:55:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | ナロードライビング | 日記
2011年06月27日 イイね!

ホースの水

ホースを使って庭に水を撒く時、水を勢いよく出すには、二つの方法があります。
一つは水道の蛇口を全開にして、流量そのものを最大にする事
もう一つは、ホースの出口を指でつぶして吹き出し口を狭くする事
二番目の方法は、強くつぶしすぎて口を塞いでしまうと、水道の方で逆噴射する場合がありますから要注意ですが…



昔、車雑誌のTipoに「ナローポルシェの憂鬱」というエッセイが連載されていて、その中でナローのエンジンを綺麗に焼くと、ほとんどカーボンが出ず、カーボンが溜まらないからエンジンも好調を維持できる、という話がありました。

このエッセイに登場する名メカニック、ポルシェの神様こと加藤氏からの助言は…
「エンジンをいじめなきゃダ~メ」
「空気を沢山吸わせなきゃダ~メ」
「昇りは良いが、下り坂では何をやってもダ~メ」
というものでした。

※高速道路を5速全開で走り続ければ、誰でもエンジンを焼く事ができる、ただし免許証が何枚も必要になるが…、というのもあったかな?(^^;

筆者「空気を沢山吸わせるという事は、加速は常にアクセル全開という事ですか?」
加藤氏「それじゃ全然ダ~メ」
?????

まるで禅問答のようなやり取りに、こちらもチンプンカンプンでしたが、エンジンを好調に保てるとなると、やはり気になる訳ですよ。
そして悩むこと十数年、そういう事か!と判ったのは、レシプロエンジンは、常にシリンダー容積の空気を吸い込んでいる訳ではなく、容積より少ない時もあれば、容積以上に空気を詰め込んでいる時もある、というのを、一般的なエンジンメカニズム解説の本で読んだ時の事でした。

※インテークバルブが開閉する時、インマニ内部の空気はどうなるか?というような事が書いてある本でつ。

インテークバルブが開いて、ピストンが下降すると、シリンダー内に空気が流れ込んでくる。
ピストンが下死点までくるとシリンダー容積はいっぱいになる。
しかし、空気には質量があるので、インマニの空気は急には止まれない。
そのため、ピストンが上昇を始めてシリンダー内の空気を圧縮し始めても、インマニからは空気が入ってきて、シリンダー内の空気を圧縮して圧力を高める。
そのうちにインテークバルブが閉じて、シリンダーが密閉される。

本当はエキゾースト側も関係してくるんですが、そちらはドライバーがコントロールできないので割愛しました。

つまりインマニの空気の流れが速ければ速いほど、ピストンの上昇に逆らってシリンダーに空気を詰め込む事ができる訳です。



インマニをホース、空気を水、スロットルバタフライをつまんだ指と置き換えれば、どうすれば流速が一番速くなるか判りますよね?
ナローの場合は、それを指先ではなく右足でやらないといけないわけですが!
Posted at 2011/06/27 22:53:07 | コメント(7) | トラックバック(0) | ナロードライビング | クルマ

プロフィール

「ありゃ、検切れですか。
仮ナンバーか、ローダーか、ですかね?」
何シテル?   05/06 09:25
ナローと呼ばれる1973年式ポルシェ911に長年乗っています。 日常メンテナンスやコスメティックレストアをコツコツとやっています。
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