
暖かくなってから。な~んて言っておりましたが、作業続行しております。
最終メニューは効きの非常に悪いPブレーキの分解調整です。
我が愛機J55ジープは納車時よりPブレーキが殆んど効かず、駐車時はいつもギヤを入れておかないと危険な状態でした。
ジープのPブレーキは伝統的なセンタータイプで、ジムニーの初期型からJA71の前期型まで採用されていた物と同じ構造です。
リヤのぺラシャ前にドラムが付いており四駆にしておけば四輪全てにブレーキが掛かる優れものです(笑)
デメリットは、常にぺラシャに重たいドラムが付いて回る事によるフリクションロス位ですかね。
今回は余りにも効きが悪いので、センタードラムが付くトランスファー側のオイルシールも容疑をかけて分解開始。
①TFオイル抜き②リヤぺラシャ外し③センタードラム外し④ぺラシャフランジ抜き取り⑤ブレーキバックプレート外し
以上でTFに付いてるオイルシールと対面出来ます。
しかし、ここのシールが中々の曲者で奥まった所でちゃっかりヘバリ付いております

スライディングハンマーを引っ掛けて戦うもゴムのリップが千切れてくるだけで全く歯が立たず、最終手段の「マイナスドライバー打ち込み」にて無事摘出。←(シールが取り付く部分の傷には注意!)
新品のシールを打ち込み勝利!

後はバラしたパーツの洗浄or塗装して、組み付け調整を残すのみです。
Posted at 2012/12/17 20:49:52 | |
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三菱ジープJ55 | クルマ