ご無沙汰しております
ふと、思い付きでブログを書きます
ファイナルを標準3.7から4.5に変更したトヨタ86、そして私の中でローギヤードの原点となっているフィールダー(標準5速からAE111、6速ミッションへ変更)の2車の、ギヤ比/回転数/車速についての個人的まとめ、というか自分で納得するための覚書
(そもそもフィールダー6速化は
こちらの車両の影響です)
ラリーカーのように忙しいシフト操作を強要し、高速巡航でのノイズや残念な燃費を発揮するようなマシンをわざわざ乗るのは若気の至り…とも言えますが、単純な数字遊び(それなりの手間はかかりますが)でここまでクルマの性格が変わるのかと所有し、また下記グラフを見て再確認するわけです…
ODギヤでの60Km/h(街乗り)時、100Km/h(高速巡航)時の回転数を計算
86は7000rpm、フィールダーは6000rpmシフトとした。赤線部でシフトによる回転数の落ち込みを可視化した
なお、計算には以下で公開されているエクセルを使用
Excelで車のエンジン回転数と速度(車速)をグラフ表示 - ヒロの趣味ブログ
http://hiro-syumi.ldblog.jp/archives/36999473.html
タイヤ外径も自動計算です。ステキなファイルをありがとうございます。この場で御礼申し上げます
※トヨタ86標準車はタイヤサイズ205/55R16装着で計算しています
出力参考
・ZN6 トヨタ86
後期MT 207ps/7000rpm、21.6kg・m/6400~6800rpm
前期、後期AT 200ps/7000rpm、20.9kg・m/6400~6600rpm
・NZE121 カローラフィールダー
109ps/6000rpm、14.4kg・m/4200rpm

86ファイナル3.7。Gグレードオープンデフ車(LSD(MOP)を付けると自動的に4.1に変更される)。私の86はもともとこれでした。2速全開で100Km/hに到達する少々眠たい加速だが、高速巡航は静粛性、燃費ともに良好
60Km/h→1500rpm
100Km/h→2400rpm

86ファイナル4.1。86前期LSD車、86後期LSD付きAT車がこれ
60Km/h→1600rpm
100Km/h→2600rpm

86ファイナル4.3。86後期LSD付きMT車。6速巡航の燃費、静粛性と加速感のバランスでは限界の設定値と思う。袖ヶ浦でファイナル4.1車と乗り比べる機会があったがグラフで見るよりも体感の差は大きく感じた(前期後期では吸排気も違うが)

86ファイナル4.5。今の私の86がこれ。街乗りではそこそこにシフトが忙しく、1→3→5→6や1→2→4→6といったシフト飛ばしをすることもある。フロワカーペットも無い私の86での高速巡航はそれなりにウルサイ。とはいえ、6000rpmちょっとまで回してシフトしていけばほぼ最大トルクでグイグイ加速出来るのはかなり気持ちいい
200系ハイエースの流用ギヤがポン付け
60Km/h→1750rpm
100Km/h→2800rpm

86ファイナル4.8。純正流用ギヤポン付けだが、リングギヤとデフの間にシムが必要
以前富士ドリフトコースにてファイナル4.8装着のパワーハウスアミューズデモカー(代表ドライブ)に同乗する機会があったが、あの短いストレートで4速まできっちり入って加速していた。内装ドンガラにR1チタンサウンド、エナペタルでイケイケだった…
60Km/h→1800rpm
100Km/h→3100rpm

86TRD限定車"14R-60"。タイヤサイズは235/40R18、マグ鍛装着。ファイナル4.5、1速、2速が引き上げられている。エンジン本体ノーマルでカタログ上では出力は標準車と変わらず。富士ドリフトコースでの試乗の機会があった。14R-60に235/40R18の71Rのみのセットだったがボディのガッチリ感と加速の気持ちよさは異次元だった。標準ミッション+ファイナル4.5よりも1→2→3の回転の落ち込みが少ない
60Km/h→1750rpm
100Km/h→2700rpm
ちなみに記載はないがGRMNはミッションギヤ比は14R-60と同じでファイナルは4.3。エンジン内部まで手が入り出力、発生回転数ともに上がっている。レギュラー不可。タイヤサイズはF215/40R17、R235/40R17。参考までに

NZE121カローラ標準C51ミッション。ノーマル1500ccでは流石に眠たい(そもそもそういう性格のクルマではない)。メーター読みでは2速全開で100Km/h近く出た気がする。ちなみに、14系も同型ミッションだがファイナルは4.3(12系は3.9)となる。標準タイヤ外径がアップしたことによる変更と思われるが、150ps20kg・mのTRDターボもNAと同じミッションだったりする
60Km/h→1500rpm
100Km/h→2500rpm

NZE121カローラC160ミッション。タイヤサイズは最後に履いたサイズ。よく走っていたコースではほぼ3速+ストレートで4速ちょい踏む込み位でスイスイと気持ちよく走れていた。3速の最大トルクから最高出力がコースにピッタリだったんだろう。実はC160と86ファイナル4.5は6000rpmシフトをするとほぼ同じ回転数で走れるんだけども、フィールダーは最大トルクを出し切っている(86は6000rpmオーバーで最大)ので加速感はある
60Km/h→1750rpm
100Km/h→3000rpm
考察はいずれ別の機会に…
Posted at 2017/09/19 22:32:39 | |
トラックバック(0) | 日記