スーパースージーに掲載された記事　１１

これは、スーパースージー誌 Ｎｏ072 2012、
10月号に掲載された記事のほぼ原文です。













　スーパースージーNo070に4ページに亘って紹介されたSJ10の吉永さん(以降よしさん）と、ふとしたことから知り合いになり、時々一緒に林道を走りに行く仲間になりました。楽しい仲間が出来て嬉しい限りです。
　そして、九州各地のジムニー仲間が集まる、毎年恒例の秘境椎葉キャンプにも一緒に参加する事になりました。少々天気が悪そうですが、そんなのジムニストには関係なしです。大丈夫なの？と妻に心配されるも、私は「ジムニー乗りってワイルドだぜぇ～」と切り返し、お土産の焼酎やら枕崎特産カツオの腹皮も買い準備万端。今回初参加のよしさんも、キャンプ道具を１週間も前から毎日車に積んだり降ろしたりと、チェックに余念が無い様子で、また息子さんを空港まで送って行く頼まれ事も、「仕事があるから・・・」と嘘を付いて断ったとの事です。何週間も前から、行くぞ行くぞ！とメールを交わして、そりゃ私ら２人とも気合入ってます。
　当日、早朝出発。カッ飛ばすSJ10を私も必死に追いかけ、椎葉のキャンプ場には我らが１番乗り。現地の天気は小康状態。雨など降っても問題なく宴会が出来るよう、ブルーシートとタープをがっちりと設営しました。
「これで、大雨になっても大丈夫。完璧だね」
　しばらくまったりと過ごしていると、大分の破壊王さま、熊本の魔道王さま、福岡のレネ将軍さまと、いつもの濃いメンバーが揃いました。
皆で持ち寄った焼酎は合わせて５本、他にも酎ハイ、ビール、牛肉、豚肉、地鶏に魔道ホルモン等など、九州各地の美味いものが揃い、さっそく大宴会となりました。
　しかし宴会が盛り上がるにつれ、段々雨が酷くなり、撥水性能の低下していたタープからは雨しずくが落ち、あちこち小さな穴の開いていたブルーシートからは雨漏りが・・・・
それでもタープの下で傘を開いて宴会をし、最後は矢沢永吉の歌で締めて夜の部はお開きとしました。
　朝になると、キャンプ場脇の川は濁流です。ラジオを聴くと、大雨洪水警報が出てるじゃないですか。ワイルドだろ～・・・などと言ってる場合じゃありません。
慌てて撤収解散となりました。
　いくらジムニー乗りでも、やっぱり晴れた日にキャンプしたい！という事でみんなの意見が一致。ちなみに魔道王さまは「大雨なので～」と今回もカローラワゴンでした。（スージーNo060参照）
　最後によしさんが、息子さんからメールが来たとの事です。
「高速空港バス（息子さんが乗ってる）の前を、父さんのSJ10が走ってた。どこ行ってたの？」
嘘がばれたみたいです。

ペンネーム　鹿児島のTS4


スーパースージーに掲載された記事です。




これで１１回投稿して１１回掲載されました。
落選無しの記録は継続中です。
また、スージースクエアのトップも死守しました(^^)v