化け猫！？

化け猫といえばゲゲゲに出てくるネコ娘（昔と今とでぜんぜんキャラが違う・・・）やら、お芝居にもなっている殺された自分の飼い主の無念を晴らすネコや人を襲う化け猫などなど・・・

それらは長い年月を生きると普通の動物から変化するといわれています。

地域によって違いますが、12年～14年、一般的には13年ぐらいが多いようです。

しかし最近ペット病院や予防接種、餌もいい物になり長く生きる猫もたくさんいます。

長く使う物には魂が宿るというのは日本（アジア？）独特の文化で、西洋では物に魂が宿るといったことはあまり聞きません。

例えば九十九神。

これは物を100年使うと魂が宿るという話を元に、魂が宿る前に（99年使って）すてる。

少々話がずれてしまいましたが、以前モリーとミリーというネコが学校にいると話したことがあります。

モリーは毛深いふわふわな黒猫で、ミリーはショートヘアーな黒艶な黒猫です。
どちらも同じ年を生きているそうなのですが、どちらもちょっと不思議なことをします。

まずはモリーですが・・・
彼女は鹿用のわなに足を挟まれてしまい、右前足が不自由な状態です。

それでも彼女は機敏で、飛ぶのが早いことで有名なロビンという小鳥をハンティングします。

そんな彼女、そのけなげな姿から学内でもよくかまってもらっているのですが・・・

とある日の夕方、寮の建物を出ると丁度モリーが歩いていました。
向うもこちらに気づき、一声ニャーとないてそのまま歩いていきました。

建物の角を曲がる直前、何気なくモリーのほうを見ると・・・


なんと普通に歩いていました！
4本の足で！！！

もしやあの怪我はすでに完治しているのか！？

そしてさらに驚くべきことに、ある朝、朝食へ向かう途中偶然モリーが一緒になりました。
歩きながら
「モーニング！」と声をかけました。別にこの日が特別だったわけでもなく、いつものように声をかけたのですが・・・
「ミョァーァン」と、モーニングと非常に似た音程とリズムで返してきたのです！

このときはもう一人別の人と一緒にいたのですが、思わず顔を見合わせてその場に立ち止まりました。
モリーはそんなの気にせずどんどんと歩いて行きました・・・

ミリーの話はまた今度！