目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
パーツレビューに書いたように、純正のインジゲーターが目立たないため外から目立つ位置に増設します。
純正インジゲーターは赤矢印部分です。
2
実は、この作業スピーカー交換と同時作業しています。
これのために内張り外してドアまで配線を通すのは大変なので・・・
画像の位置に穴を開けて、エーモンのLEDマウントを使って内張りに赤色LEDを固定していきます。
ここで注意点ですが、画像で言う手前側寄せすぎるとウインドウガラスを支えている部品に当たってしまうので画像より少し奥がいいかもしれません。画像の位置でも多少加工しましたが取り付けは出来ました。
3
固定が終了し、LEDのマイナス側をドア内でGNDに配線してプラス線を車両側に通して純正インジゲーター部分(C-132コネクタの15番がプラス)から分岐しようとしたときに・・・ トラブル発生!!
ドアのインジゲーターが点灯しっぱなしです(汗)
4
よ~く考えたらこの純正インジゲーターはマイナスコントロールなんです。
僕は画像配線図の緑のラインから分岐させてドアのLEDに接続していたという事ですね。。+BとGNDに接続されたLED・・・ 消えなくて当たり前です(笑)
そこで、マイナスコントロールをプラスコントロールに変換するユニットを急遽製作して対策しました。
後で気が付いたのですが、ドア側のインジゲータをプラスコントロールにするとマイナスコントロールで光らす場合に比べてドアへの配線を1本減らすことができるんです!マイナスコントロールの場合、変換ユニットは必要ありませんが、ドアへ+B(常時12V)と画像配線図オレンジのラインを分岐した配線を通す必要があります。しかし、プラスコントロールにするとGNDがドア内で手配できるのでプラス側の配線(画像配線図でいう黄緑のライン)1本をドアへ通せば良いということになります。
なんか、結果オーライって感じです♪
5
変換ユニットですが、画像4の中にちょこっと書いた配線図のようにとても簡単なものです。
部品構成は、基盤・抵抗(R2)10KΩ・抵抗(R1)1KΩ・PNP型トランジスタです。
画像4の中の配線図を見ていただければ分かると思いますが、ETACS-ECUによってオレンジのラインがGNDに落とされると純正インジゲーターは点灯します。そこでオレンジのラインを分岐してトランジスタのベースへ接続します。R1は電流制限用の抵抗です。ベースがGNDに落とされると緑のラインから分岐した常時12Vがかかっているコレクタからエミッタへ電流が流れます。結果、オレンジのラインがGNDに落ちると黄緑のラインに+12Vが出力されます。
R2はプルアップ抵抗といい、トランジスタがONとOFFの間のどちらともいえない領域で不安定な動作をしないようにするための物です。これが無いと黄緑のラインへ常に微電流が流れ出してしまいます。
ちなみに、このタイプの小さなタイプのトランジスタだと150mAくらいまでが上限の物が多いですね。LED数個ならまだ余裕があります。
6
基盤にハンダ付けして配線、コネクタを取り付けて完成です!
ちなみにオレンジ、ミドリの配線は純正の線色に合わせてあるので接続も間違えにくいと思います。
青は左右ドアのLEDへの出力です。
7
こんな感じでC-132コネクタ後ろに分岐タップを使って取り付けました。
8
トラブルもありましたが無事に純正インジゲーターと同期点灯させることができました!
※以上の作業を行う場合はすべて自己責任でお願いしますね。
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