
今話題?のアルファロメオ・ジュリエッタに試乗してみました。
試乗モデルは1.4リッターのマルチエアターボ+TCTを採用する一番売れるであろう中間グレードのコンペティツィオーネです。
ドアを開けて乗り込んだ瞬間から・・・何故だか分からないけど顔がニヤけてしまう(笑)
何処がどう良いという説明をするのも難しいのですが、視界に入る部分、体に触れる部分、ニオイに至るまで、直感的に「こりゃぁ最高」と感じた次第(笑)
パワーシートの座面を一番低くしてみますと、最高の囲まれ感♪
それに合わせて、調整幅の広いチルト・テレスコ機構でステアリングの位置もピッタリ。
重厚感さえ感じる造形の凝ったキーを捻りエンジンを始動。。。
・・・拍子抜けするほど静か。。。
軽くもシットリとした節度感が心地良いシフトセレクターをDにし、そーっとアクセルを踏み込むと・・・
トルコンATも顔負けなくらいスムーズに発進。。。
DNAシステムがノーマルなせいか、ポンポンと低い回転でシフトアップしていきます。
シフトショックは皆無に近いのですが、控えめに届くエンジン音が、歯切れよくシフトチェンジしている様子を伝えてくれる・・・この時点でデュアルクラッチトランスミッションのネガなイメージは吹き飛んでいました。
そしてDNAシステムをダイナミックにすると・・・制御が変更になった瞬間からアクセルレスポンスが激変。
スバルのSIドライブのS→S#よりも変化幅が大きい感じです。
で、アクセルをちょっと深く踏み込むと・・・
おぉっ速っ!
エクシーガのターボと大差無いかも。。。
1.4リッターなんですけど。。。
その際のエンジン音も巷で言われている程退屈なものではなく、充分回して気持ちイイ音と私的には感じました。
速いと感じさせる要因の一つにTCTの出来の良さも有ると思います。
6段に刻まれた各ギヤがダイレクトにパワーをロス無く伝達・・・マニュアルトランスミッションより気持ちイイと感じたのは単に私がジジイなったせいなのでしょうか(笑)
自称MT好きですが、買うならTCTだと(爆)
足回りは結構固め。
フワ付くような印象は皆無です。
足は固くともボディの強靭さがそれを遥かに上回っている感触で、角立った段差の入力も滑らかに感じるほど。
滑らかと言えば・・・タイヤが良いのか、それに関わる部分が良いのか分かりませんが、滑るように抵抗感無くスーッと走る感覚も印象的です。
ここまで遮音して良いのか?と思える位、ロードノイズも入ってこないですし、エンジン透過音もイイ音だけを届かせているような感じ。。。
実はこの後にMITOにも試乗したのですが、遮音に関わる部分がジュリエッタとの一番の違いと感じました。

よりダイレクトに走行感を楽しまれるのであれば、MITOの方が良いかもしれません。
ジュリエッタのハンドリングは意外にもドッシリとした感じ。
もっとヒラヒラと軽快なハンドリングを予想していたのですが、DNAシステムがダイナミックだったせいか結構ステア操作も重めでした。
もっとも、路面の状況は手に取るように分かりますし、舵に対する反応は正確かつクイックで、ちゃんとしたワインディングを走ってみたいなぁと思わせるもの♪
そうこうしながら、営業氏のご厚意で長々と試乗させてもらい・・・
それでももっと試乗していたい
(持って帰りたい爆)と思わせるあたり流石アルファだなぁと。。。
ん~、今一番欲しい車は?と聞かれれば・・・
間違いなくジュリエッタ・コンペティツィオーネですね(笑)
3年後位に、イイ中古車と出会えれば・・・なんて思ってしまいます(爆)
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ジュリエッタ | クルマ
Posted at
2012/02/08 21:42:03