
と言っても、86やBRZではございません(^_^;)
この2車に刺激された感は有りますが。。。
私が過去に所有したFR車は2台。
どちらもとてもドライビングが楽しく、所有時期が独身~子供が小さい時だった事もあって、居住性に関しても全く不満の無いものでした。
そして今、話題の86やBRZを眺めていても今一つピンと来ない。。。
何故か。。。
単純に所有できる家族構成では無いから・・・なんですね。
カッコイイですし、試乗したら「良いなぁ」と思ってしまうのは確実?なのですが(笑)
で、4人無理なく乗れる国産のFRセダンはどうなの??
という事で、エクシーガとほぼ同じサイズのFR車に試乗してみました。
以下、いつもの素人の感想なので参考になさらずに。。。
排気量は2.5L、レギュラーガソリン仕様ながらも203PSを絞り出し、車重は1520kgで前後重量配分は54:46とスペックは上々♪
スタイリングもフロントバルクヘッドからフロントタイヤまでの間隔が長く、逆にフロントオーバーハングは短い・・・いかにもFR。
そして感心したのが、タイヤとフェンダーの隙間を詰めてある事。
これなら無理にローダウンする必要もなさそうです。
これに○デリ○タのフルエアロとブラックアウトされたグリルを組み込めば結構好みに仕上がりそう・・・と試乗前から妄想も膨らみます(爆)
で、ドアを開けてシートポジションを好みの位置に合わせると・・・スゲェ囲まれ感♪
シートはかなり低く調整でき、前方に足を投げ出す感が強く、素直にこのポジションは良いなぁと思ってしまいました。
エンジンを始動して走り出してみると・・・アクセルペダルが重い。。。
オルガン式なのですが、意図した重さなのかは分かりませんが・・・まぁ慣れれば問題ないです。
エンジンはV6ですが直6のようにスムーズ。
エキマニやフロントパイプを極力等長にしてあるのでしょう。
試乗前は無音に近いのかなと予想していましたが、↑このような事も気に出来るくらいエンジンもちゃんと主張しています。
街中や郊外路を走った限りではエンジンパワーには全く不足は感じませんでした。
むしろ久しぶりに味わう6気筒エンジンのスムーズさにちょっと惚れてしまったかも(笑)
あと、6ATの変速の歯切れの良さも中々イイ感じ。
割とスパッと変速するも、エンジンが協調制御されているらしく、シフトアップの瞬間、アクセルを微妙に戻して回転を合わせているような感覚。。。
だらしなくトルコンが滑っている感じは皆無でした。
サスペンションは可変ダンパーが組み込まれていますが、モードによる変化は僅か。
言われれば変わったかな?という程度。
ノーマルモードでもフワつきは感じませんし、235/45-18というファットなタイヤを僅かなバタつきに抑えつつ、バネ上の揺すられ感もよく抑え込んでいるなぁとちょっとここの部分も惚れてしまったかも(笑)
ステアフィールはリラックスして乗るにはちょうどいい塩梅。
路面状況が手に取るように分かるという方向性にはあえてしていないと感じます。
キックバックや振動は最少で、これとのトレードオフでの味付けと考えれば、気持ち良さすら感じます。
今回はワインディング的な所を走れなかったので、ハンドリングがどうだとかは全く分かりませんでした。
ステアリングの切れ角は驚異的でしたが。。。
一番FRだなぁと感じたのは・・・ちょっとパワーをかけつつ交差点を曲がるとき。。。
リヤタイヤにグッとトラクションがかかって、後ろから押し出される感覚は素直に気持ちいいなと思いました。
スポーツカーではないし、快適性を重視したセダンでもFRの気持ちよさは十分有りそうだと改めて感じた次第。
出来ればワインディングも味わってみたいですが、それよりも夜の高速道を囲まれ感タップリのコックピットで淡々と静かに流すのも悪くないなぁと。。。
今回の試乗で、車の世界観がちょっと広がった気がします。
【おまけ】
営業さんに「絶対ウチの車庫には入らないよ」と言ったところ。。。
「試してみましょう」と。。。
実はウチの狭小車庫・・・車止めの位置がエク仕様。
リヤタイヤを車止めに当てて、リヤバンパー⇔壁の間隔が約3cm。
フロントバンパー⇔カーテンゲートの感覚が約3cm。
絶対納まるはずは無い!と思いつつ、
そのままFRな試乗車を駐車してみると・・・
ピッタリ(爆)
ホイールベースは大幅に違うはずですが、リヤのオーバーハングがほぼ一緒なんですね(爆)
Posted at 2012/03/04 18:36:17 | |
トラックバック(0) |
試乗 | クルマ