
セレナだらけで、セレナMANIAみたいですね
190RSは、エンジンブロー車です。まったく動きません。
提案として、
●在庫の走行多い中古エンジンをOHし、乗せかえる。ブロックとヘッドカバーは塗装サービス、エンジン裏とか、手が入らない部分のホースとかも全部シリコン化など、総リフレッシュ、ボンネット開けると「お?」となるようにする。部材は輸入も混ぜたGEMANIAチョイスで。
●走行少ないエンジンに載せかえる。その他付属品は、
今回やらないと交換できなくなってしまうところなど、どうしても必要なところだけリフレッシュする
という提案の中、今回は走行少ない中古エンジンに乗せかえます。

なんか光っているのは、気がみなぎって、すーぱーエンジン人になっている・・・とかではありません。
逆行でス。

ITMエンジンコンポーネンツ製、エンジンガスケットキットです。
すべてのガスケット、シールがセットになって、非常にお得です。

よく見ると、191エンジンです。

190もモデル末期はブロックが191化されてました。
ウォーターポンプ部分などが191と同じでした。
ところで、エンジンOHって、何だと思いますか?
僕の感覚としての意見を申し上げます。
Lv1 DIY向け。シール、ガスケット交換メイン。分解して洗浄、エンジン消耗品(ピストンリング、メタルなど)は再使用。エンジンの調子はほとんど変わらず、オイル漏れが全てなくなる。使うのは上記のガスケットセットだけ
Lv2 洗浄して各部を計測、基準値を外れているところだけ加工、調整。エンジン消耗品(ピストンリング、メタルなど)をクリアランス調整して交換。ピストン、コンロッド、クランクなどの構造物は問題なければ交換しない。ブロックも、問題なければボーリングしない。ピストンサイズは変えない。
エンジンが静かになり、普通に調子が良くなる。多くのリビルトエンジンがこれ。(
こちらを参照ください)
Lv3 さらに、各部を基準値のセンターにあわせるための精度を上げた加工をする。加工の範囲は純正からはなるべく離れないようにとどめる。複数あるものは重量をそろえる。効率上げるために各部を研磨する。回転物の精度を上げる。エンジンが劇的に調子よくなる。
長持ちと状態のよさのベストバランスがココ。
Lv4 さらに過激な加工、部品選択をする。ポートの大径化、ピストン、コンロッド、クランクの軽量化、シリンダーボーリングによるビストン大径化、コンロッド小端部を加工し、別のピストンをあわせる。燃焼室形状変更とか、山なりピストンで圧縮比上昇、もしくはへこんだピストンで圧縮比下げ&大ブースト カムを加工し、大リフト、大作用角
パフォーマンスは上がるけど、加工した分の部品強度は落ちていく(削って軽量化=部品が小さく薄くなる)
強度に不安が出たり、さらにスペシャルにしたい部分は、素材にこだわった鍛造などのオーダー部品で補ったりもする。
大きく変化した回りは、多少のストレスが出る(例:カムを変えるとバルブスプリングなど、ヘッド回りのストレスが上がる)。オイルなどを選ぶようになる。
そのまま10万キロ走るとか、普通の長持ちと言う概念を捨て、(というか10万キロとか無理かも・・)
少しでも異常を感じたら、いつでもエンジン下ろしてOHするくらいの甲斐性が必要になる。
その際の部品もたくさん必要になる。ブロック、クランクなど、限りある資源はたくさんストックする
とりあえず走行距離関係なく、普通に動いているものをベースにしたほうが結果、幸せになれます。
(動く=致命的欠陥がない)
ブローしたエンジンはブロック、クランクシャフトなど、構造部品というか、エンジンそのものみたいな部分に致命的な損傷が出ますので、部分的にLV4をやらないといけない場合があったり、直らなくて交換だったりします。
つまり、費用が嵩んだり、長い目で見て耐久性に多少の問題が出ます
(例:ロックしたクランクを修理するため、クランク軸を加工、研磨。くの字に曲がったのを直るだけ修正。アンダーサイズメタルをあわせる。ブロックはクランク軸をラインボーリングする)
OHは動いているうちにやったほうがいいですね。
多くの方にはLv3までがいいんじゃないかと思っています。
ブロックとかもシリンダー掘る回数とか限度があるので、そのままなら長く使えますね。
そもそも私、Lv4とか、ノウハウが貧しいですし・・・。
でも自分の車でそのうちそういうのもやろうと思います~
上記のセレナ、RSの状態確認、アップしています。
本家へお越しください。
Posted at 2013/08/23 00:40:08 | |
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