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やたら膨れ上がるブレブレな金銭要求。

あきれながらも待っていたところ
純正デフの画像が次々送られてきます。
私の要求角度から撮られている&ファイルプロパティから
直近のものであることが分かります。

はい。ほぼ完璧です。もうこれ以上の画像は無くてもかまわないでしょう。
しかし、こいつこの画像で本気で詐欺立証するつもりで居るのか・・・
○っちゃってます。

ちなみにですね
私　 ：出品現品の返却をしていただけますよね？
先方：純正デフを送るならB万円です

という言い回しに変わっています。
あのですね・・・どこの馬の骨か分からん謎の純正デフなんか要らんのですよ。
確信犯か？という思いが確固たる物に変わっていきます。

そうこうしているうちに前倒しされた期限があっという間に過ぎました。
そりゃそうですよ。平日の、しかも3日以内とか言われましても
仕事してたら気に留めることも無く過ぎ去ります。

・
・・
・・・
メール来た・・・

だらだらうっとおしいから前倒ししたのだが、期限までに振り込まれなかったようですね。
なめた態度をとってくれたものです。
こうなれば金銭回収に向けて強硬手段にでます。
あなたの都合は関係無しに自宅に向かい、手段を選ばず金銭回収します。
当然慰謝料、工賃も全部上乗せです。覚悟しておいてください。
これは
「報復措置なのだ」

あ・・・あのぉ～
私、何もしてないのに「ほーふく」されちゃうんですか？
あ、詐欺とか立証するつもり無いんだ・・・（出来ないだろうけど）

め・・・めんどい。本当にめんどい。
しょうがない。
とりあえず検索しますか。けー坊を。
そう「護身用特殊警棒」


ママン。父は最悪お星様になるかも知れぬ。敬具。

つ・・・つづく・・・

そろそろ勝ち目が見えている状況ですが、
足場を固めねばなりません。

先方の要求をしっかり確認するのが先決です。

で、回答が来ました。

私が先方から受け取った金額A万円。
只今先方が持っている「詐欺被害にあったとされる部品」を売却した金額です。

で、先日「送り返すから先に市場価格の相場であるB万円を先に振り込むべし」

とあったので、
A-B＝C万円が後から振り込む金額ですよね？

と問い合わせたところ、
A+Cです。

・
・・
だそうな・・・
足し算あわないじゃん！

普通に考えて、
詐欺被害をうたうためによそから買ってきた「得体の知れないもの」の購入費用さえ
負担させようってことですか・・・しかも梱包人件費やらなにやらまで。
支離滅裂が暴走しています。

なにがなんだか分からなくなってきました。
caos

とりあえずつづくっ

私のお手紙が届いたと思われる日。

もろ仕事時間中に一通の非通知で着信が・・
とんでもなく忙しい時期だったため、
仕事の電話かと思いでてみると、先方からの電話でした。

ぜんぜん時間が無いのでとりあえず先方の主張を短時間で聞きます。
・デフの引渡し時に中身を確認させなかった
・機械式デフ特有の動作確認を怠った
・それらは意図的であった

ということでした。「仕事中なので・・・というこちらの話は一切聞いてもらえず・・・」

まぁ分かりました。
自宅に帰るとメールが入っていました。

・いい加減にしてくれ
・支払期限を3日以内に変更します
・すぐに支払ってもらえれば工賃の請求はやめます。
・純正デフは自分の人件費含め○万先に振り込んでくれたら着払いで送ります。

だそうな・・・
いや、最初の連絡から数日しか経ってませんが・・・
何をそんなに焦るのでしょう・・

とりあえず、金額も日時もブレブレなので、
メールで整理した要求を問い合わせることにしました。

ついでに添付ファイルがきました。
画像です。
確かに一目瞭然の純正トルセンです。
でも・・・
なんか違う

そうこうしているうちに
我がサイバネティック生命体の青レンジャーから連絡が
「台湾のサイトで転売時のオークション写真発見。
　ついでに相手の家族氏名と実家の電話番号も確認。」

流石です。。
その画像ですが、もろ私が組んだデフです。
凄く特徴のある組み立てをしたので、一発で分かりました。
さぁ真っ黒だぞ。

別の友人からは、勤めていたときの職場、勤務状況も連絡が・・・
・まじめだが精神的に弱く、休みがち
・部署移動があった後、方針があわないとかで退職

いたって健全という感じではなかったようですね。

さぁ、反撃の準備が進みます。
足元を固めるため、先方に、もっと画像を送ってほしいと依頼します。
ただ、まだこちらの情報は一切開示しません。
あくまでドライに要求の明確化を依頼するに留めます。

つづく
次回「足し算が変」

同じIDで転売するとはなかなか出来る奴・・・
プロか、それとも○○なのか・・・

ちなみに、
・詐欺に気付いたのは自称8月
・転売したのは2月

・
・・
・・・
既にアリバイ崩壊・・・

ただし気になるのは2月の履歴から画像が既に削除されている件。
どうしたものか・・

こういうときにサイバーな後輩が強い見方になります。
今までの情報を彼に吹き込みます。
そしてちょっとの間待つこととします。

秘密道具がでてくるまでの間、
こちらも先方の素性を調べます。
これくらいなら私にもある程度できるはず。

・年齢
・学歴
・職務経歴
・交友関係

以上はあっという間に特定できました。
ということで、今は退職してますが、その会社の友人（上流にたくさん居たりする。恐ろしい私の人脈）に連絡します。
「もう辞めちゃった奴だけどこいつの素行歴調査よろしく～」

ついでに・・
先方、2月に某SNSにデフの画像をアップしています・・・

私の組んだデフに酷似したものを・・・

尻尾出しすぎな気が・・
これだけあっても警察が被害届を受理するとは・・・
これもプロのなせる業か・・・

つづく。
次回、「崩れ去る壁と暴走」
お楽しみに

未記入用紙を「証拠」と称して送ってきたあたり・・・
怪しい・・とっても怪しい・・・

とはいえ証拠とするものを警察に提出しているということなので
とりあえずそれはそれでひとまずおいておくこととします。

では、動き始めます。
手始めに某オクの履歴からおさらいするとします。
私の履歴。確かに機械式デフで出品しています。
そのときの掲載画像、その他画像もPC保管を確認。

では先方の履歴を見てみますかね・・・

・
・・
・・・
あの・・あのですねぇ・・・

転売しとるやんけっ

マミー。ミーは1分でしっぽを見つけてしまいました。

でもまだまだ事件はつづく・・・