外装リペイント

旧友の急死を受けVFR400Rを継承する事になる。
自分自身も25年ほど前に乗っていたNC30型89年式。
遺志を継ぐ為にレストア開始。
全てのカウリング、ホイール、トップブリッジ等を再塗装。
デカール類は廃盤が多くコンピューターで型を起こして塗装で対応したようだ。
新車以上の輝きとなった。

前後シートも劣化・褪色していたので張替え。
純正品ではないようだが色のマッチングの良い素材で施工してくれた。
シートも外観に直結する部位なのでリフレッシュ感が大きい。

ミラーをリペイント。
元々の純正ミラーは転倒傷や褪色などで程度が悪かったた為に一度社外品を導入した。
ところがこれはもはやリプロダクト品とも言えないような恐らく中国製コピー品であり、工作精度もさる事ながら鏡面が荒く純正よりも不鮮明な鏡像であった。
なにより問題なのは単純な平面鏡である事から鏡像視角が狭く走行においては危険である。
この手のパーツに昔から言い尽くされている話ではあるが、純正に敵うもの無し、を痛感した。
再度純正ミラーに戻し、転倒傷および元々のモールディングライン(わすがであるが)を徹底的に研磨、下地処理を重ねて半光沢ブラックで塗装したことにより新車以上のコンディションとなる。
駐輪時に隣に当たらないかを気にしてしまう程である。