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先般のOGKヘルメット「JIS認証取消」についてはバイク乗りの

間では大きなインパクトがありました。私も少なからずショックを

受けました。

その後、OGKよりホームページにて発表がありました。

コンプライアンス上の問題であり、製品的には問題がないという事

で販売は継続されるとの事です。

色々な意見が飛び交っていますが、個人的には信頼回復の為に頑張って

欲しいと思っています。OGKは人気のブランドですから。

言うまでもなくヘルメットは命を守る装備です。

製品づくりにはどのような妥協も許されないと言われます。

アライでは帽体に発生した僅かなピンホールでも、パテ埋めして塗装

するなど「言語道断」なのだそうです。

また、SNELLのテストラインは下記の範囲になっています。

言い換えればテストラインの範囲以外は帽体の強度を落として軽量化

する事も出来るのです。

しかしクラッシュしたヘルメットを回収すると下部も衝撃を受けている

ケースがあります。そこをどのように強度を持たせるか。

アライは、それは「ヘルメットメーカーの良心」によって決まると言って

います。事故で亡くなったセナ選手のヘルメットは帽体が紙のように薄か

ったのだそうです。軽ければ軽い程、首に掛かる負担は少なくなりますが

帽体の強度とは相反します。新素材の導入など、ヘルメットメーカーでは

日々研究がなされています。