連日凄まじい酷暑です。
ちょっと出かける気にはなれません…。
そんな訳で、バイク弄りを少しやりましょうか。
SC50のシートは二つあります。

手前側がSEATJOYⅡのシート 奥側が野口シートです。
どちらも有名なシートクリエイターだと思います。
表皮は両社滑り止め効果の高いディンプルメッシュですが、質感は微妙に違います。
置いてあるのは車両整備用の風呂マットです。=^_^=
今回、久々にSEATJOYⅡに交換します。
こちらが現状付いている野口シートです。
造形は純正シートと同じで、エッジも再現されています。
ウレタン内部にはT-NETという衝撃吸収素材が挿入されています。 ダンピング性能と乗り心地を両立させる優れた素材です。
野口シートはHRCサプライヤーで、ダカールラリーのマシンは優勝を手にしています。ライダーからも非常に高い評価を得ているのです。
指で押してみると少し柔らかいです。
適度なコシがあり、長距離のライディングでもお尻が痛くならないのです。
さて、こちらはSEATJOYⅡのシートです。
SEATJOYの秋田さんはエディ ローソン選手のシートを作った事で有名でした。”ハンドリング バイ シート”という言葉は秋田さんによるものです。
マシンの操安性を決めるものなのに”コスト面でシートは軽視されている”と仰っていました。SC33のシートを作った時に色々とお話し頂きました。数年前に亡くなられたとの事で、会社清算後にお弟子さんが志を継承し”SEATJOYⅡ”を立ちあげました。
もちろん素晴らしい完成度なのですけど、作り込みの繊細さはお師匠さんである秋田さんのレベルには、もう少しかな…。
ウレタンは野口シートよりも硬いです。
良し悪しはありませんが、スポーツライディングではリアタイヤのグリップ感を感じやすいかなと。
エッジは滑らかな形に成型されています。
暫くはこのシートで走ってみようか。
でも、あまりにも暑くて今日の作業はおしまいです。
走るのはまた次回に。=^_^=
Posted at 2022/08/09 13:03:18 | |
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バイク | 日記