
SHOEI X-14を手に入れました。
レジェンドライダー エディ ローソンカラーです。

エディはYAMAHAのイメージが強いのですが、89年はHONDA NSR500で
闘いました。この年はケビン シュワンツが異様に速く、またウェイン レイニー
も安定したリザルトを残していてアメリカンライダーが三つ巴という状況でした。
序盤は苦戦するもアグレッシブかつステディなライディングでタイトルを手にした
のです。
さて、そのX-14のインプレッションです。
【フォルム】
これには驚きました。
後頭部に羽根が付いています。全体的に空力を突き詰めた形状で、
違和感を覚える程です。しかし、高速道路では驚くほど空気抵抗が少ない
です。サーキットユーザーのみならずツアラーでも恩恵は大きいと思います。
重量バランスの最適化もあり、疲れが非常に少ないと感じます。
【シールド】
さらに進化したビルトインメカシールドは精巧かつ緻密な構造です。
フチゴムにキチンと密着するので、不快な風の侵入は皆無です。
シールドはインジェクション成型ですが、金型の精度が高く歪みは全く感じら
れません。
【ベンチレーション】
これまた驚くほど快適です。
ロアインテークは目に風が当たる事無く、涼しさを感じられます。
冬場のデフロスト効果も期待出来そうです。
さらに下部に設けられたインテークはチークパッドをクールダウン
させるものだとの事です。効いているのだとは思います。(^^;
【フィッティング】
頭の寸法を測定し、フィッティングパーツでカスタマイズ出来るのです。
個人的にはARAIが合うと思っているのですが、これでSHOEIもベストフィット
します。購入時に依頼すればフィッティングの調整は無料です。
【スネル規格】
X-14はスネル規格をパスしています。
同規格は最も厳しい耐衝撃基準を設けていると言われ、バイクブームの頃は
ヘルメットのステイタス的な規格でもありました。しかしこの規格をパスする為
にはヘルメットの強度を高める、イコール重量増といった側面もあると個人的
な思いもあります。事実、前モデルX-12の海外モデルはスネル規格ではなく、
別規格で軽く作られていたようです。たぶんX-14もそうでしょう。
海外モデルはX-SPIRITⅢという名称になっています。
SHOEIはスネル規格はもはや必要ではないという考えにシフトしていると言われ
ています。この辺りは色々な議論があるかと思います。
いずれにしても、このX-14は素晴らしいヘルメットです。
アライファンの私をも唸らせる出来です。ちょっと高価ですけどね。=^_^=
Posted at 2017/07/29 20:58:49 | |
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