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TAMRON SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD ASPHERICAL [IF] MACROを買ってみました。
品番なげーよｗというわけで以下A09Eで。

2003年発売で手ブレ補正も無い古いレンズですが、3万円以下で買えるフルサイズ対応F2.8通しの中望遠ズーム。キタムラでは終了品扱いでしたが、奇跡的に名古屋の店舗に1本だけ在庫がありまして。店もこんな曲者レンズは持て余していたらしく見事にマッチングしましたｗ。使いにくかった単焦点Canon EF50mm F1.8 STMと、使えないKenkoテレコンをドナドナして買い替えです。






当初F2.8通しのSIGMAの17-50mmを検討したのですが、急に相場が上がったのと、EF70-300mm F4-5.6L IS USMと繋がらないし...うーん...って感じでヤメ。手ブレ補正付きは魅力だったけど。

A09Eは、ワイド端実効45mmですが中望遠レンズと割り切れば問題ありません。テレ端実効120mmをF2.8で撮れるのが魅力なので。ワイド端開放が甘いと言われてますが、たしかに甘いけどまぁ許容範囲。絞ると引き締まりますが明るさを求めて買ったレンズなので、絞るなら他のレンズを使います。

ラッキーだったのは、DPP3.0なら24-70mm F2.8Lに偽装して、DLO補正が効くので甘さが引き締まること。色収差が補正されてシャキっと。これなら使えます。

ネガな点は、手ブレ補正機能が無いのと、AFが遅いと言われていることですが、実効120mmで開放F2.8が使えるならISO設定次第で手ブレ補正機能をカバーできます。遅いと言われてるAFは許容範囲でしょう。さすがに飛ぶ鳥は厳しそうですが民間機の離発着のように動きが読めるなら使えるんじゃないかと。

もろカブりする便利ズームEF-S 18-200mm F3.5-5.6 ISとの棲み分けですが、正直よく分かりません。広い画角は便利ですが、A09Eの暗所での取り回しの良さとボケの表現力は魅力です。ワイド端45mmで物足りなさを感じなければ標準装着になりそうです。

作例
Canon EOS 70D　TAMRON SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD ASPHERICAL [IF] MACRO
DPPでDLO補正すると、開放は確かに甘いですが使い物にならないほど甘いとは感じません。

テレ端F2.8（等倍）


テレ端F3.2（等倍）


テレ端F5.6（等倍）


テレ端F8.0（等倍）


DPPのデジタルレンズオプティマイザ補正アリ（テレ端F2.8　等倍）


DPPのデジタルレンズオプティマイザ補正ナシ（テレ端F2.8　等倍）


以下は全てF2.8（開放）。このボケが使えるのはいいですね。