モンスター

情報コンテンツの中で面白い”現代若者図鑑”を見つけました！！
抜粋して一部ご紹介します(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ



「チッス、俺、若者！　家では甘やかされて育ち、学校では殴られたこともなし。嫌いなヤツとはつき合わないし、メンドーな批判や説教は一切お断りッス！」
――こんな輩が後を絶たない現代社会。かの「モンスターペアレント」や「モンスター患者」よろしく、若者たちの間で今、様々なモンスターが生まれているのをご存じだろうか。人種が細分化され、個々の顔が見えにくくなった若者像を解剖し、密室で増殖し続けるモンスターたちを徹底的にあぶり出す！

【File33】モンスターエレベーター


前後から突き刺さる冷たい視線

運悪く“扉の開閉ボタン係”のポジションに収まってしまった人に対し、内外から無言のプレッシャーをかける身勝手な利用者たち。乗っている人は「はやく閉めろ」と、乗りかけの人は「ちょっと開けて」と、両立不可能な要求をボタン係に押しつける。板ばさみ状態となったボタン係は、どっちに答えても悪者になるという死の運命。そんな不条理を知りながらも一切の同情を与えない同乗者、それが“モンスターエレベーターだ。

【File08】モンスターTDL


「夢の残滓」を垂れ流す“夢遊病者”

最高に楽しかった“夢の国”での一日から抜け出せず、“アイツの耳”をつけっぱなしにした人々。夕方以降から帰りの電車に数多く出没する。夢の国の正装も現実社会では異様なコスプレ。その事実から目をそむけ、解けかかった魔法の残り香を垂れ流すため、仕事帰りの疲れたサラリーマンを余計に疲れさせる。とはいえ、仲間と別れてひとりになってもスタイルを貫くほどの意志はない。魔法にしがみつくハンパな浮かれ者、それが「モンスターTDL」だ！

【File07】モンスターツイッター


コミュニケーションを見失う“つぶやきの国のアリス”

話題のつぶやきサイト「Twitter」に首までつかった人。常に何か書きこみたい、サイト上の流れに乗り遅れたくない、という思いが強すぎて目の前の人間を無視する。話をしていても視線は常にケータイ、歯切れの悪いあいづちばかりでコミュニケーションが成り立たない。おまけに、うっかり失言するや喜々としてサイト上にチクるので油断もできない。自らの中毒症状に気づかず目の前が見えなくなっている者、それが「モンスターツイッター」だ！