マスタリング作業

ちょっと話は遅くなりましたけど、日曜に弟からの依頼でマスタリングの作業を手伝いに行って来ました
レコーディングは以前に済んでいたので後はマスタリングの作業だけです
マスタリングが始まり音を紡ぎ出して行く中で色々と不満などが出て来るのは当たり前なのですが、案の定、自分が思っていた不安要素の１つミキシング段階でドラムの音などイコライジングし始めました
ドラムの音をパワフルな音に変えたり（プリセットでそんな機能があるみたいです）、ベース音のアタックラインを消したりと…
出てきた音は電子ドラムの音、ベースは低音だけ話しになりません全体のスタジオの空気感や、一発録りしてるので、出るはずのグルーヴ感なども消えていました
見かねた自分がメンバーに一言、「お前らの音って音楽って何なの？何の為にレコーディングでマイク録りしたの？全然活きてないじゃんタムの音が軽いベースのピッキングストロークが安定してなくてブレた音がするからアタックラインを消すetc
ハァふざけんなお前らの技量の問題じゃん機械に頼って上手く編集しようとしてんじゃねぇよ」･･･と一喝してしまいました
それからと言うもののメンバーは改心してそれぞれの音を紡ぎ出し、各楽器を融合させて１つの音楽を作り出す作業に専念するようになりましたほとんど加工無しの各パートのレベル調整ぐらいで仕上げました
仕上がりは上々な分、アラなど目立つようになりましたがそれがバンドの音ですのでとします各楽器の質感やスタジオの雰囲気なども出てるみたいで今の自分としては良く出来たと思いますメンバーもニュアンスなど技量的な所には不満が残るもののバンドの音としてちゃんと出てるので満足してるようでした
今回のレコーディング、マスタリングで色々と勉強になりましたこれがオーディオに生かせればいいのですが…分かってても音として出てくれないんですよねどうやったら出てくれるかも分からない事が多々あるしそんな事を踏まえて考えればオーディオは難しいですね(T^T)

追記
写真の人はエンジニアさんです