AP Racing CP6600 PTFEコーティング
ブラケットレス S2000専用ワンオフ品
イギリス本国製正規品
ダストシール付き公道用スペシャル。
装着していつの間にか7年も経っちゃいました。
7年使用しても未だローター交換無し(330φXt30ドリルド)現在測定t=28.6
パッドは7年でやっと2セット終了(実際は両方ともまだまだ使えるのだが・・・)
フルード交換はこれまで2回ぐらい??
エア抜きなんて数回ぐらいしか行った事が無い。。
これがモテギや富士だったもっと激しく消耗しますが、私の使用方法はまだ筑波メイン。
この結果を見て純正キャリパーの人達が見たらショックを受けるでしょ。
でもこれは真実です(私のケースですが)
新車から最初の4年で純正キャリパー3セット、交換した純正サイズのローターは社外品含めて
数知れず。
走る度に割れてド頭に来た。温度を測定したらいつも700℃を超えていた。
使った金もいくらだったんだろう・・・
踏み方、走り方が悪いのか?パッドか??
当時はどこにもS2000用のビッグキャリパーなんて無かった。。
(今では色々有りますね(笑))
で、装着して7年、いつでもペダルはガチっとするぐらい固く、不満なんて思った事は一度も無い。
マスターは純正のままよ。(1回OHした)
銀色アルマイトボディーだとかっこいいんだけど経年劣化での汚れがひどくなるのは仕方ないが、
PTFEコーティングされたキャリパーは布でふき取るだけでいつでも綺麗。
使っているパッドはメタルパッド(DS3000)でダストは激しいしすぐこびりつくのに
錆びも腐食も一切無し。
で、今回装着して以来初めてのシール交換。
外してちょっとショックだったのが、交換必要なの??と思える程ゴムに張りがあって綺麗。
ヤレもヨレも破れも無い。。
キャリパー温度が150℃を超えないとめちゃめちゃ持つんですね。
でも、今回せっかくだから初めて灯油で洗浄しました。
7年走りまくったと思えないほど綺麗だと思いません?
こうして見ると味が出ていると言うか、何十年も使っているドイツ製皮製品みたい(笑)
誰よりもケチケチで工賃が勿体ないから何でも自分でやるDIYな私。
そんな私が歴代の国産車でずっと不満に思ってきたブレーキに対して
投資したのがこいつです。
たしかに値段は高かったけど7年経った今、これまでを鑑みると十分元は取ったし
まだまだ儲けられると思います。
”費用対効果”
分かっちゃいるけどなかなか出来ない。逆に普通とは違うところにお金をかけるATS話でした。
で、今回シール交換したらもう2度とやらない気がする(笑)と言うかやる必要が無い?
そうそう、11年経っても未だ物議をかもしているエスのブレーキ。
せっかくなので長年ビッグキャリパーを使用している”私”の意見をちょっと書きますね。
・前後バランスが悪化するから交換しない方がいいのでは?
→確かに悪化します。 でも定説通りリアのパッドを強化すればかなり改善されます。
大型リアキットを導入するまでは最終的に私はPFCレーシングパッドに行きつきました。
これが私的にベストでしたが、問題となったのは今度はリアの温度。
なので連続走行は厳しいものがありました。
逆に前後バランスを気にして効かないままでいいのか?
私だったらバランスが崩れても”効く”方を取るな。止まってなんぼ?
乗りにくさより制動を取ります。 乗りにくさなんて気にしてたら脚は固くできないし、
Sタイヤなんて履けないですね(笑)
1周でフェードしたりペダルが入ってしまう方がよっぽど危険。と言うか、こっちの方がストレス。
だったらデフを2WAYにして突っ込みのリアの挙動を抑えたり腕とセッティングで何とかします。
走っていてローターが割れる方がよっぽど怖いし、危険ですよ。
まずはSPOON。あとは制動屋キット・レジェンドなど何でもいいから入れるべきと考えます。
(もちろん投資ができるならですよ)
・マスターの容量は足りますか?
→全然足りてます。ペダルタッチはカッチカチ(笑)
更にリアにビッグキットを入れても足ります。容量不足は無いですね。
シルビアの時は容量が足りずにインチアップマスターに交換していた事を懐かしく思います。
とにかくエスはマスターの心配はありません。
ただマスターはOHよりもASSY交換をお勧めします。
・なぜリアのキットは少ないんですかね?
→エスの構造を考えて見て下さい。懐かしのサイドワイヤー式です。
インナーシュータイプだったら何でもありですが、だから交換が困難なんです。
NSX、S2000、86、シルビアなど昔から大変なんです。
一番安く抑えるなら純正キャリパーオフセットの大径ローター化かなと。
でも、ソリッドである以上、冷却と耐久性は若干延命されるだけ。
制動バランスはより取れるようになります。
やっぱり各メーカーやショップさんからすればフロントが純正ローターのままビッグキャリパーや
その後のビッグローター化など色々なパターンがあるし、そのニーズや仕様に合わせるほど
リアは豊富ではないので設定できないでしょう。
値段を考えると凄い事になるし。
私が思うのはまずフロントのローター径やキャリパー・パッドなどの制動を決めた上でリアを
考慮する事だと思います。
制動力??どうやって計るの??と思うかもしれません。その測定法は”温度測定”です。
これまで私はどうしてここまで温度管理するの?と思われているかと思いますが、
全ては金属と対話する為です(笑)
マジメに言うと、パッド・ローター・キャリパーでも何でもその性能を発揮する温度帯
と言うものがあります。
その温度帯を外すと設定された性能を発揮しない。つまり予定外の事になるのです。
ヤバイヤバイ。この話をしだすと止まらないので今回はこの辺にするとして、とにかく温度測定
をして前後を合わせるように務める事です。
で、私の場合上記測定を行って考えに考えて4年前にワンオフで作成しました。
MR2キャリパーに専用ベンチローター(304φ t20.7スリット)
キャリパー・ローター代込みで考えても中々お安くできました。
キャリパーを削るなどの加工はしてないし。
※ちなみにリアも4年使ってますが、最初にいれたCC-Rパッドは未だに5分山。
まだ交換してません。
踏んでないんじゃないの?と言われるなら私と突っ込み勝負をしましょう(爆)
ブレーキの話はとてもとても尽きないので今回はこの辺にしておきます。
が、一つ言い忘れた事に”バネ下の重量”があります。
私のこの巨大なキットはこれでも純正セットより軽いのです。(驚きでしょ)
純正キャリパー流用や鋳鉄ブラケットだのを使用したらとんでもなく重くなります。
考慮する上でこの辺も忘れずに。。。
さて、外したAPピストン達・・・・

いってらっさ~い!(ってどこへ??(笑))