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ATS@AP1のブログ一覧

2011年05月12日 イイね!

走行後分析各種2

走行後分析各種2昨日の記事はコメは少ないけどPV3,000越えに
驚いています。

さて、残りを行ってみましょう!(^O^)/




【タイヤ】
使用したのはご存じ、KUMHO ECSTA V700です。

前回(2月10日)、おろしたてのこのタイヤはわずか9周で、アタックは2周と言う悲しい結果となりました。
で、今回初めてガッツリ使用出来、ようやくクムホちゃんの特性が見えてきました。
これはヤバイ程気にいりました(^u^)

まだわずかですが、経過報告という形でご覧下さい。
累計走行距離・・・720Km
筑波ラップ数・・・39周 (95Km)
空気圧・・・冷間1.6 温間2.1で走行


 
※拡大して注視してみてください。
  筑波は右回りなのでFL(左前)が極端に減ります。。


ゴムカスがA050の”草履”や”ダンゴ”と違ってこちらは”ヒジキ”?
凄いグリップなのでカスも凄いのかと思いきや、比較的トレッド表面はサラっとしていて
すっごくいい顔をしていると言うか良い減りだと思いません!??
カス掃除もすっごく楽(笑)

ご覧の通りタイヤの減りについてはトレッド面にヨレはあるものの、目立った減りはまだ測定
出来ません。 つまり言う程減りません(^O^)/

今後もスリップサインから上部までをデジタルノギスで一定に測定して観察していきます。
ちなみに新品のデータはこちら


今回の測定の結果
FL(外側から) 3.11 | 3.31 | 3.55 | 3.36 FR(内側から) 3.26 | 3.61 | 3.60 | 3.52
RL(外側から) 3.09 | 3.27 | 3.23 | 3.03 RR(内側から) 2.93 | 3.21 | 3.33 | 3.57


なぜ新品の3.25mmより数値が高くなっているか?それは側のコンパウンドがよれて
溝の横が高くなっている為です。削らず同じ測定方法で今後その推移を見て行きたいと思います。
いずれにしてもトレッド面の画像をみてもほとんど減っていない事はお分かり頂けるかと思います。
同時に前後4°のキャンバー角も合っているいるようで安心しました(笑)

一方で、今回より導入したタイヤ温度の走行後測定結果はこちら。
FL(外側から) 67℃ | 70℃ | 74℃ FR(内側から) 65℃ | 55℃ | 46℃
RL(外側のみ) 65℃          RR(外側のみ) 56℃


初めてのデータなのでよく分かりません。これが正しいのか悪いのか???(ワカラン(笑))
やっぱり左周りのコース2000なのでこういうデータなのかと思います。
にしても右前の温度が低いような気が・・・
まぁ、直線の短い筑波ですし、教科書で言う内と外の温度差が10℃以内(左前輪は7℃差)
なのでいいんじゃないかな??

余談ですが、こんな測定もしました。”タイヤとホイールのズレ”です(爆)

FL 13cm    FR 8cm
RL 56cm   RR 39cm

※単なる興味本位です。笑ってやって下さい。
 左後輪は筑波を何周したらタイヤがホイールに対して1周回るか密かな楽しみです(笑)

で、初めてガッツリ走行したインプレですが、一言で”裏切らないタイヤ”ですね。
 グリップが素晴らしい事は言うまでもありません。
 わずか2周~3周目には即アタックできる発熱性
 恐るべし縦剛性でフルブレーキング最高!
 アンダーでCPに付けないほどオーバースピードを何回も試しました。
 ところが、普通はアンダーで流れるものの、V700はそれでもグリップが生きている感じで
 そのまま強引に舵を入れたり
 アクセルを入れるとすぐに追従してくれる感じがしました。
 つまり誤魔化しが効き(笑)、タイムダウンが少ない感じなんです。。
 特筆すべきは1ヘアの進入。
 右側の縁石を過ぎてからのフルブレーキングでも減速→旋回が間に合っています。
 これは凄い事です。

・横グリップに関しては素人の私が言うのも何ですが、”面で踏ん張る”感じが強くします。
 これまでの国産タイヤだとラウンド形状により、どちらかと言うと旋回中にはコンパウンド
 自体のグリップやよじれを感じながらトラクションをかける感じですが、V700は常に”面”で
 接触しながら”面”で蹴飛ばしてくれる感じがします。
 ブレーキングや立ち上がり時はヨレは感じず、面で路面を捕まえてくれる安心感が凄いです。

 S字のような振り返しでは横剛性は縦ほどでは無く、横にヨレますがスライドが始まっても
 唐突ではなく、後ろ髪を引かれるようなスライド。
 上手く言えませんが、縁石を使って降りた時や振り返した時はヨレを感じますが逆に
 不安は全く無い。安心感タップリで踏みぬける感じです。
 なので今回、ダンロップ下の右→左はかなり思い切って舵を切りながら踏んで行き、
 切り返したのですが、全く盤石そのものです。
 ここでタイムが稼げたと思っています。

 また高速コーナーである最終コーナーの進入。 ここが一番素晴らしい。
 最終コーナーの場合はエスの場合4.4ファイナルで4速吹け切り(純正メーター読み180Km)
 で進入しながらのブレーキングをします。
 はい。かなり怖いです・・・

 これまでのラジアルの場合、ABSが効く場合もあるし逆にABSをもろ効かせて折り込み済み
 で恐怖と闘いながら旋回Gでも減速させラインを外さないように舵を当てながらインに付き、
 踏んで行きます。

 Sタイヤの場合、縦も横もカチカチに固いのでコンパウンドのヨレを感じ(信じ?)ながら
 突っ込んで行きます。
 クモホはアンダースライドが最初に出たとしても一瞬。それほど怖くありません。
 やっぱり一番怖いのは垂れたグニグニのR1Rかな??(笑)
 今回のクムホは先日の動画でご覧いただければ分かるようにかなり奥まで全開で進入でき、
 わずかなブレーキで減速と旋回を初期で行い、速やかにアクセル全開に繋げられています。

 この時、実はわずかですがずっとスライドしながら前に進んでいるんです。
 なので周りの景色の流れ方が速い! コーナリングが速いんです。
 思わず喜んで調子に乗ってしまった為に2ヘアでミサイルになってしまったのだと
 反省しています。。

 うまく私の言葉でまとめるのが難しいですが、絶対的なグリップと言う観点だけではなく、
 ”面”で路面を捕えてくれる絶対的な安心感。
 スライド下でも速度が落ちる事なく、むしろ速く抜けられる不思議なドリフトトラクションタイヤ??
 最後に忘れてはならないのが、”タレの少なさ”です。 連続周回で普通のタイヤなら
 タレているはずなのに不思議とタイムが落ちない。
 言い過ぎかもしれませんが、死角らしい死角が見当たりません。
 ※あの日も4秒前半は楽勝と思ったのですが・・・(死)

 でも浅溝プロフィールによる”減り”が早そうな印象は確かです。私なりに今後もデータを
 検証してみます。 ”減り”と言うのは乗り方や脚のセッティング、適切なキャンバー角など
 でも大きく左右するものだと思っています。
 上記のようにキャンバーやタイヤ温度等も踏まえて適切な使用状況下でどのぐらい持つのかは
 私も知りたいところです。
 ちなみに同様のデータをR1RやA050でも持ってるのでSタイヤとも比較して行こうと思います。


【車高調】

 SPIRIT ATSスペシャル
 F:20Kg R:18Kg
 ID60 前後共に7incのバネなので前後で使い回せて楽しめるのも利点です♪
 確保されているストローク量の大きさが拘りであり魅了です。


2月の走行で書いたかも知れませんが、昨年末のファミリー走行後にそれまで
 F:16Kg R:18Kg
だったのを思い切ってフロントを4KgもUPの20Kgに変更したのでありました。
当然、今回の走行が交換後実質初めてのようなもの?
定番ではリア2Kg増しが一般ですが、既存概念に捕われずトライです!

【交換理由】
 ・以前、ぶん蔵師匠のマシンに乗せてもらった時、このレートで、その動きが素晴らしかったから。
 ・色々なバネを試してきたが、ドラテク向上&タイムUPに伴い、フロントのストローク量が増加。
  それを抑える為に。。。
 ・既成概念打破。とにかく試して見る!

 昨年は脚に苦しみ、何度脱着したか数えきれず。スピリットさんも私の要望に懲りずに応えてくれ、
 私も根拠となるデータを提出して”自分の場合”における理想の動きを求めて作り込み、
 そして走り込みました。

 私も周りの多くも使用している16Kg/18Kgパターンで落ち着き、減衰も十分に対応。
 ただ、タイムが伸びるごとにFLのストローク量が55mm→61mmに増加しバンプ時の
 トーアウトが増加したのかフロントの初期の入りが難しくなってきた。
 (S2000のフロントはバンプアウト)
 要はタイヤに荷重をかけられるようになればなるほど突っ込み初期にわずかな”待ち”が
 発生していた。。。

 で、今回のガッツリ走行でのストロークは
  FL:53mm|FR:47mm
  RL:61mm|RR:50mm


 狙い通り、クムホの強烈な縦グリップ&ガッツリブレーキでも53mmで欲しかった値に
 入っていました。(チェックする時はいつもドキドキ(笑))

 動き(ハンドリング)は自分ではかなり良いと思っています。その結果はYoutubeの動画で
 過去と比較して見てもらえば安定度・回答性も向上している事がわかるかと思います。

 ちなみに使用しているスタビは定番のF:100純正、R:130純正です。
 従って、フロントは固く、リアはしなやかに動かす方向性です。
 ちょっと注意したいのはリアをどう使うか?です。
 以前は今とは逆でリアが上下動する際のトー変化を嫌って固定方向。
 その代わりにフロントを上下にストロークさせて入っていくイメージでしたが、
 ヘボな私には合わないのか?ワイド車両には合わないのか?
 2Wayのデフには合わないのか?筑波には合わないのか?
 よく分かりませんが、タイムは伸び悩みました。。。

 で、今ではフロントよりリアをストロークさせて積極的に動かしてトラクションをかける方向。
 難しい事は分かりませんがとにかくこっちの方が良い!!安定感抜群!

 進入でタイヤを潰しながらスッと舵を入れると切りこんでくれる。
 ボトムでも曲がり込んでくれる。
 アクセルONではニュートラルアンダーなので踏みやすい。
 最後の立ち上がり付近でズルっとケツが出てロスする事も無くなった。
 (タイヤ次第&アクセルコントロ ールがあくまで基本ですが)
 右→左の切り返しではジト~とリアが追従してくれ、高速でも怖く無い。
 筑波で2番目に怖い80Rを全開で踏んでも路面を掴んで離さないイメージと言うか、
 全く怖く無い。

 とにかく今回のセットはかなり気に行っています。むしろ驚いているぐらい。。。
 で、結論!  →ぶん蔵さんのマネをしろ!!(爆)
 半分冗談ですが、フロント20Kgのリア18Kgを是非他の方も可能であれば試して見て下さい!

 あっ! フロント20Kg何てめちゃ固いと思うでしょ!? ところがギッチョンです(古っ!)
 乗り心地はタイヤによっても左右されますが、私のはサーキット減衰のままでも街乗りも
 乗りやすい。最近、雑誌でも急に話題になっちゃっているスピリットですが誰もが
 口を揃えて”しなやか”とか”乗り心地が良い”と言ってます。

 余談ですが、先日お友達のりばーすのさんのS2000をその辺を流す程度で乗らせて
 もらったのですが、私は”ゲっ!固い!!”と思わず叫んじゃいました
 (りばーすのさん、ごめんなさい<(_ _)>)
 で、レートを聞くとアラゴ標準のメルヴェ13Kgとの事でした。

 参考になりました??


【最後に】
 これは繰り返し申しておりますが、これまでのデータは全て
 ”ATSにおける一例”として捕えて下さいね(^u^)

 くどいようですが、走るステージやその時の外気温、ドラテクやタイヤ、走るタイム帯によって
 全てが変わります。似たような仕様やタイムなら参考になる部分も多いかと思います。
 イメージ程度に捕えて頂き、自分の場合では?と想像するなり実施するなりしてみて下さいね。

 ≪FAQ≫
  ・なぜここまでするのか?
   無駄な時間とお金と走行を抑え、なるはやで真実を捕まえる為です。
   雑誌・ショップの言う事はおかしい・あやしい事が多過ぎる。
   論より証拠。この一言に尽きると思っているからです。
   真実を自分なりに見極めるのが好きだから♪
   全て自己責任だからです。

  ・なぜここまで書くの?公表するの?
   単なる趣味だから。
   備忘的な意味あい。
   ここまでやっているという自負・自慢。
   コソコソしたくないと言う私の性格?(堂々勝負が好き)
   車とチューニングに言い訳をしたくない。(たまにするけど(笑))
   何か思わせぶりに”丸秘加工”とか書くヤツ・ショップが嫌い。
   (たいした事はしてないもんです(笑))
   書きもしない。公表もしないくせにグダグダ言う奴が多いいから自分は書いて見た。
   (言うは易し、行うは難し)
   やりもしない・知りもしない・苦労もしない・手も汚さないのに言葉だけでのたまっている
   ネット情報が多いから。自分は実直に何でも書こうと思っている。

   ちょっと辛辣でしたかな。。
   とはいえ、正直な事を言うと私だって細かいところまでネタバラししてなかったりします。
   それは文章で書ききれない事や説明するのが難しいからです。
   リアルにお会いした方には何でもお話しますよ!

   いつでも言っているようにATSは頑張ってるプライベーターを応援します♪
Posted at 2011/05/12 08:12:57 | コメント(15) | トラックバック(0) | その他 | クルマ

プロフィール

「こっそり、ひっそりと更新(笑) http://cvw.jp/b/672400/34742903/
何シテル?   12/25 19:42
ATS@AP1です。よろしくお願いします。 プライベートでS2000を弄っています。 現在筑波サーキット(TC2000)を走り込み中☆ 同じ車種で弄ってい...
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