秘密なんてものじゃないですが、私のお気に入りのパーツのご紹介です。
もうこれなしでは生きていけません(爆)
巷ではタイヤ・プレッシャー・モニタリング・システムと言い、
タイヤの空気圧をリアルタイムでモニターできるパーツです。
米国では新車には純正装着が義務付けられており、日本ではR35 GT-R等に
装着されております。
※最もセンサーはホイールの中に組み込まれている。。
装着して既に2年以上経ちますが、これはめちゃくちゃ便利です。
既にご存じの方も多いかと思いますが、日本では”エアモニ”というOEM品が販売されています。
これは台湾メーカーの現地仕様です。
※違いは本体のシルク印刷とセンサー部のバルブへの止め方だけ。
画像にある通り、センサーはエアバルブキャップの形をしているのでそのまま取付。
※最初は外れるかと思いましたが、全然大丈夫♪
走行中の空気圧と温度を測定してモニター部に無線でデータを送信し本体が表示。
任意で設定した設定値を超えるとご覧の通り”Lo.P”という表示になり、
うるさいアラーム音で知らせてくれます。
初めてこれを装着すると値の変化が面白くて事故りそうになります(笑)
一定値に揃えても、日が当たるだけでも空気圧は上がりますし、高速走行すると
タイヤの空気圧ってこんな事になっていたの??と驚きます。
私は特殊なアタッチメントを自作して本体をエアコンルーバーのところに刺しております。
サーキット走行でずれる事も動く事もありません。それでいて、簡単に付け外しが可能。
普段の街乗りにおいて、ガソリンスタンド等にて本体をタイヤの横まで持っていき、
エア調整をすると簡単に合わせられて便利です。
そして肝心のサーキットでの使用。
一度使うとマジで止められない!
走行中にピットインしてハーネスを外し、ヘルメットのままエア調整し、
ハァハァ言いながら乗りこんでコースイン。
もう考えられません(笑)
ラジアルやSタイヤ、その時の外気温で様々に変化する空気圧を簡単に
自分で記帳するなりしてデータ取りができます。
ただ単に冷間・温間というより、どういう走り方をしたらどのぐらいでいくつになるというのが
分かれば現場で助かります。
具体的なお話をしましょう。 これまでラジアル(R1R)で走ってきましたが、
今月、初めてのA050 Mコンを履き、最初は1.65で始めました。
その時の外気温は9℃。 コースインしたらいきなりツルッと滑ります。
左右に振ってウェービングしてもなかなか暖まりません。
ラジアルなら2周目から行けますが、Sタイヤだと3周目でようやく1.85.
どうも左右に振るのではなく、がっつりブレーキを踏んで上下に潰すと熱が入る模様。
そのような訳で上下に潰しながら温めると4周目からがおいしい。
走行終わって第2走行までの40分で2.0→1.75まで落ちます。
コースインすると2周目終わるころには2.0に復活! 3周目からベストを狙いに行けます。
このように様々に変化する空気圧を自分の走り方や周りの状況・環境でベスト設定に
するにはこの機器が不可欠です。
そのような訳でコースインして10分程経過すると多くの車がピットインしてエア調整を
されています。 その隙にアタックざんす!!
さらに、これがあればタイヤごとの適正なエア圧を探し出し安いので
自分の走りとタイムをエア圧別に視認しながら見つけ出せる利点も見逃せません。
遠出する時は、ポンっと外してファミリーカーに装着。
最初は高い買い物だと思いましたが、今では安いものだと思っています。
損して得取れ!
Posted at 2010/01/27 19:41:10 | |
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