
前回のリジカラ装着前でも意外としっかりした走りだったDJデミ夫。
リジカラ装着後、どうなるか楽しみでした。
※リジカラとは、ボディとサブフレームの取り付けガタを無くしてボディ補強や乗り心地アップをさせるというパーツです。
ボディと、サブフレーム(エンジンや足回りを取り付ける、支持するところですね)はボルトで止まっていますが、
どうしてもライン作業で取り付けていかないといけないため、ボルトの通る穴は大きめです。また、サブフレームとボディの接する面がプレスでできた部品を合わせるため、隙間ができてしまいます。
この隙間やガタを無くすことで、
量産車は己の潜在能力の30パーセントしか使えないが、リジカラは残りの70パーセントも使用するのが極意
と、誰かがそれに近いことを言っていました
(どこかで聞いたことのあるセリフだな・・・)
まずデミオで装着前に気になったことを挙げます。
・パワステの遊び
油圧パワステの車ではあまり感じませんが、電動パワステの車ってハンドルを切った時に多少遊びがあるように感じます。
その遊びが意のままに操っている感じがせず残念。
・ショックの突き上げ感。
ボディ剛性はすごく感じますが、足回りが硬くて凹凸を乗り越えた時に突き上げ感が結構あります。
ショックがきちんと動いておらず、タイヤに負担がかかっている感じです。
おまけにエコタイヤ、タイヤをすぐにでも変えたいと感じていました
ただ、マツダの威信をかけたコンパクトカー、ノーマル状態でも普通のコンパクトカーよりは良いと思っています。
そして、リジカラ装着!!
作業していただいたショップの(
天使のような優しい?)社長さんのご厚意により写真を頂きました。
その写真を見てびっくり!!こんなにボルト穴とフレームの穴のずれがあるんですね~。

これが良品・・・・これって量産車なのよね~。
私もモノづくりの職業についているので、このズレはさすがに走行に影響があるだろうと思います。
リジカラはこんな感じで装着します。
リジカラ装着後の感想は・・・・
ボディ剛性UP、乗り心地UP!!
コーナーリング中、足がしっかり動くのがよくわかるようになりました。ショックがきちんと仕事をしていて細かな凹凸も吸収できる。ビルシュタインの足に変えたんじゃないかと思うくらいの変化!!
乗り心地がめちゃくちゃよくなりましたが、ふわふわ感などはなく、VWのゴルフやポロのような感じです。
・コーナーリングが楽しくなった
リジカラでフレームとボディの横ずれがゼロになったため、コーナーリング時にリニアに反応します。
初めてリジカラ装着した時に思ったこと。コーナーリング時にハンドルを切った分だけクイックに反応します。
ん??この感じ、週末いつも味わっているような・・・・・・

そういえば緑の子もフレームにロアアームのブラケット溶接なので、横ずれゼロ。リジカラついているようなものですからね。
電動パワステの遊びと思っていたのもなくなりました。たぶんフレームとメンバーのもともとの取り付け位置のずれや走行中のズレもあるんだと思います。
スコーピオンを所有してから、普通の車と乗り比べた時に直線などで楽なのはスコーピオンなんです。
どうしてかなー?と思っていたのですが、普通の車はボディとサブフレームが動くため、走っているときに無意識にハンドルをほんの少し切って微調整しているみたいです。
スコーピオンに乗ったあと乗り換えるとすごくよくわかりましたが、それが今はない!!
とにかく楽!!
まとめると、リジカラをつけるだけでボディ剛性、足回りを交換したような効果が体感できます。
欧州車に乗っているような感じの乗り味になりました!!
ただ、やっぱりタイヤが負けているので変えたいところですが、ショップの社長さんがこの車なら比較的やわらかいタイヤを選んで積極的に
足を動かしてやる走りの方が合うと言っていたことがよ~~~くわかりました!!
なので、たぶんハイグリップタイヤ以外で考えようと思います。
(もうタイヤの銘柄は
強制的に確定している感がありますが・・・・(^_^;))
量産車も遊びなどを無くし、設計値の通り作るとこんな素晴らしい車になるんだと感じました。
リジカラ入れた状態で売り出していたら、もっとバカ売れしそうなんですけどね!!
こんなに楽しいと、デミオも趣味車になってしまうなぁ・・・・・(汗)
Posted at 2015/04/25 15:06:37 | |
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