IACVのクリーニング
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
走行距離が5万キロくらいから、信号で止まった時にアイドル回転が落ちて、エンジンが止まりそうになると言うのが発生し始めました。Dラーに相談しましたが、車を持って行った時は現象が出ないので、”恒例” の”様子見” となっていました。
今まではエンジンが止まりそうにはなるが、止まらなかったので特に気にしてはいませんでした。しかし18日から信号で止まった時に、頻繁にエンストが発生してしまいました。この日は0から5度位でしたので寒さのせいかとも思いましたが、今回は今までと状況が異なります。 エンストの際に結構強い力で前に進もうとしてしまうのです。これでは危険極まりないので今回の対処となりました。(走行距離:11万キロ)
今回のチェックするものは、アイドル・エア・コントロール・バルブ(IACV)です。写真の中央に位置しています。ブラケットで隠れていますので直接は見えません。
2
横方向から見たものです。ワイヤの奥側の物がISCVです。
3
では、始めます。
コネクタを抜きますが、アクセルワイヤ用のブラケットが邪魔なのでこれを外す事にします。
最初に、エンジンカバーを外しておきます。
4
ブラケットは3つの10mmの六角ボルトで留まっているので、これを外します。
これでコネクタは抜きやすくなります。
さらにアクセルワイヤの先端を外します。(スロットルボディのスプリングから)
これで作業は楽になります。
5
これがIACVです。8mmの6角ボルト2本で固定されています。ソケットレンチで簡単に外れます。
6
エンジン側はこのようになっています。 青色のゴムパッキンを外しクリーニングします。
7
これが2つ前の写真の反対側。 このエア取り入れ口(大きな穴2つ)に、キャブレタークリーナを入れ4,5分洗浄します。期待していた真っ黒い汚れは、そんなに出てきませんでした。
後はパーツクリーナで洗浄、乾燥し、IACVをしっかりねじ止めします。
ワイヤ、ブラケット、ケーブルを元に戻します。
8
■注意
アクセルワイヤを外しますので、十分注意してください。自信の無い方はDラーでやったほうが良いでしょう。
■インプレ
長年の懸念事項が無くなりました。アイドルは安定しとてもよい感じです。(これが当たり前)
Dラーによると、工場の作業ではIACV、スロットルボディ等のクリーニングはやらず、部品交換をしているそうです。(内部の詰まりが発生するかもしれないから)
こんなに簡単に直るのに、部品購入をしなければならないというのは、金欠な私には考え物です。
(終)
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