諸行無常

本当に気まぐれに別の用事があって開いたFBアプリ。

ホーム画面で真っ先に飛び込んできたのがみん友のにゃんこせぶんさんの訃報でした。
信じられない思いでお悔みコメントを投稿したところ、近場にいる人でお別れ会をやるとの事でNight Jack隊長からお誘いいただき、昨日参加してきました。

トモさんがにゃんこ号を預かっていたという事もあり、皆で集まって車を磨いて写真を撮るといういかにも自分たちらしい集まり。

エンジンルームを磨き、車内を清掃し、最後に「洗車マイスター」が車をピカピカに磨き上げるという、言ってみればいつもの儀式。
いつも通り過ぎて、日陰の涼しいあたりににゃんこさんが椅子を出して座っているんじゃないかという錯覚に陥るほどでした。

本名含めてプライベートな部分は全く知らない事に今回改めて気が付かされましたが、車とセットで積み重ねた時間があり、ご本人がその場にいなくても車が思い出を甦らせてくれる寂しくもあり暖かい不思議な体験でした。
あらためて「永く乗った愛車は己の分身」という事を実感しました。

あえて、にゃんこ号の今後についてはお聞きしませんでしたが、そのままの形で在り続けてくれるといいなあという勝手な感想を持ちつつ一足先にお暇させていただきました。

それにしても、人はいつか死ぬという事は頭で理解はしていても直面すると少々凹みますね。
最近読んでる「葬送のフリーレン」という漫画があるんですが、その中で
「人の寿命が短いのは知っていたのに、何でもっと知ろうとしなかったんだろう」
と寿命数千年のエルフ族の主人公が涙するシーンがありましたが、いざ友人が亡くなるとこの言葉が身に沁みます。

元気なうちにもう少し真面目に交流をしておくべきですね。本当に。

まあ、私の場合は人望の無さ加減がアレなので、お別れ会的なサムシングは期待しない方がよさそうですな（苦笑
せいぜい、甥っ子どもに押し付けるための準備を真面目にしておく事にします。
遺言には
「俺が半生をかけて仕上げたチューンドをここに預けた。乗りこなす自信があるなら継げ」
とでも書いておきたい（定期

またはアレですかね？
燃やしてもらって「あの世で鬼でもブッチ切れ！」ですかね？ｗ