訃報 「ミスターK」、フェアレディZの生みの親、片山豊氏が逝去
http://carview.yahoo.co.jp/news/market/20150222-10219046-carview/?sid=cv
2005年、浜松市北区春野町で開催された「K'z meeting in HARUNO」へ、雑誌の取材のお手伝いで訪れたことがZ33(CPV35)に興味を持ち、SUPER GTを見るきっかけになったイベントだった。
まだモータースポーツ関連に無知だった私は、片山氏はもちろん、フェアレディの開発責任者の湯川伸次郎氏、Z使いのレーシングドライバー柳田春人氏、その息子さんでレーシングドライバー柳田真孝氏という豪華顔ぶれにも感動することができずにいた。
また、主催春野町、協賛に日産自動車、ニスモ、DSCC(ダットサンスポーツカークラブオブジャパン)という片田舎で行われるイベントとしては持てあます程のバックアップがあったのも今では素晴らしく思える。
イベントではメイン会場に100台ほど、離れた駐車場にも多くのZが集まり、多種多様な仕様にカスタマイズされ同じクルマはなかったように見えた。
発売当初からZ32が好きでいつかはと思っていたが、このイベントがきっかけでZ33に興味を持ち、それに乗りたいと思えたイベント内容だったことを覚えている。
最終的には4シーターのスカイラインクーペになったのだけど。
実はこの時に柳田真孝選手と一緒に撮ってもらった写真をSNSに上げていたら、その写真が当時フォーミュラトヨタで活躍していた石浦宏明選手のご家族の目に止まり、実は兄がレーシングドライバーでというつながりが生まれ、F3、GT300、フォーミュラニッポン(現スーパーフォーミュラ)、GT500と参戦カテゴリーが上がっていく様を見ていくことができたのは、ただ観戦するよりも奥深いものになっていた。
乗るクルマのきっかけになり、モータースポーツ観戦のきっかけになり、人とのつながりのきっかけになり、そういう意味ではそれぞれのきっかけは片山氏のおかげであったと思っている。
ご冥福をお祈りします。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2015/02/24 19:13:43