今回も、モータージャーナリストである町山さんの企画、わたしの五選に参加させて頂きたいと思います(^_^
この企画、自分で選んで楽しい、他の人のチイスを見て楽しいということで、大変楽しみにさせて頂いております!
今回は、歴代クラウン&歴代スカイラインからのベスト5ということで、日本を代表する両雄であります。
伝統と格式のクラウン、そして、侍スピリッツ溢れるスカイラインといった印象でしょうか?!(^_^)
前回の、平成の軽自動車五選では、自分が買うことを前提として選出させて頂きました!
しかし今回は、歴代ということで、伝説や憧れ、また未来へ期待を込めた選出にしたいと思います(^_^)
それでは早速、わたくしの五選です!
【第一位】
■S54B-2 プリンス スカイライン2000GT

いわゆる、Bタイプです!
プリンスというディーラー、今は無くなってしまいましたが、やはりスカイラインと言えばルーツはプリンスですね!(^_^)
私の生まれる前の車です。
正直全く知りませんが、この車は父親が乗っていたので、伝説は父親から散々聞かされて育ちました^^;
父親の名誉と言いますか、畏敬の念とスカイライン伝説の始まりの一台として、
第一位にしました。
父から聞くその衝撃度は、今で言うとR35というより、ランボルギーニのアヴェンタドールやLFAの話を聞いているようです。
何せ音と吹き上がりが凄まじいらしく、バババババーーーッ!!
と、とにかく無茶苦茶走ったと言います。
実測値で言うと、加速タイムなどは当然現行モデルの相手では無いのでしょうが…
今見ても、何となくレーシーな雰囲気です?
元祖?!ソレックスの三連キャブ装着!
そういう訳で私の中ではKPGC10より32、35Rよりも、このBタイプが神格化されたスカイラインという印象であります(^_^)
そう思うと、やはりこれの最終形は現在のV36?37?ではなく、R34なんでしょうか?!
そんな気が致します。
そんなプリンススカイライン Bタイプを一位にさせて頂きます。
【第二位】
■210系トヨタ クラウン 2.5ロイヤルサルーン

格好良いし、保守本流の最右翼であり総代表であるクラウンが、レクサスに勝るほどに自らの殻を打ち破って進化しようという行動に、未来を感じました!
今回はV6モデルの選出とさせて頂きました。
ただし本丸はハイブリッドだと思います。
今回のハイライトであるハイブリッドは、クラウンにして4気筒の搭載に踏み切るという先進性、同社マークXも、レクサスブランドのFR勢も、スカイラインもフーガも、国内Lクラスでは最先端のチョイスを、看板車のクラウンで刊行した勇気は一つ大きな評価があって良いんじゃないかと思いました!
更に思い切って、排気量を2.0リッターのハイブリッドにしても良かったのかなとも思いますが、採算的にもパフォーマンス的にも次の課題でしょうか!
そこにも未来を感じることが出来る、日本の技術らしい車になっているのでは!(^_^)
クラウンの歴史の中で、外せないはやはり初代。
しかし現在のクラウンの姿である、パーソナルユースの最高位としての姿は、こちらの三代目でしょう!
白いクラウン!
個人的には二代目が好きですが(^_^;)
更にこういう流れがあり、
クジラや、いつかはクラウン!など…
そうして、ゼロクラウンで一度価値観をゼロから考え直し?!
ゼロツーになり、その価値観が熟成し?!
やはり、現代のクラウンは、三代目の提唱したパーソナルユースの最高位。
ハイライフセダンというのを継承しているように思います!
それが更に具現化され、更に未来へと希望を繋げる、そんなクラウンが新型ではないかと感じたのです!
ハイブリッドを付加価値の高額商品の位置付けとせず、旧ロイヤルと同価格帯まで引き下げ、更に、高級車では珍しく、2DINサイズの後付けナビ対応グレードも用意するなどした点も評価の出来るところではないかと思うわけです。
なのに、ハイブリッドを選ばなかったのは、未知数の部分と、完熟にあるV6とシャーシの組み合わせを味わうのも良いかと。
更に試乗してみたところ、この4GRに、私の大好きなエンジンの一つ、かつての1G-GEUの面影を感じたなどの理由です。
【第三位】
R31型 スカイラインGT PASSAGE
人に優しい都市工学です。
のキャッチフレーズで、GX71マークⅡの対抗馬として登場した7thスカイライン です。
ラグジュアリーとスポーツセダンの狭間での苦悩の姿に哀愁を感じます。
80年代という、好きな年代のモデルですので憧れはありましたが、免許を取得したときには、既に二世代前のモデルとなり、32の人気と280馬力が花盛りで、完全に忘れられた存在になっていたように思います。
今になって思えば、スカイラインらしいスカイラインだなあと…
個人的に一番好きなシリーズです。
今からもし乗るなら、タマ数からしてもクーペになりそうですが、
クーペがあるのは、セダンがあってこそと思うと、苦悩の7thスカイラインの花形ではないPASSAGE系に、愛を感じてしまいます。
更に、800台限定ホモロゲモデル、戦闘機のような佇まいの同GTS-Rは、まさに戦うために作られた車で、箱で速い、普通の箱のエボリューションFRという、スカイラインのイメージそのものです。
7thスカイラインを三位で願いします。
【第四位】
R32型 スカイライン オーテックver
生まれて初めて自分で買った車、それがR32型スカイラインでした!
50万ほど頭金を工面し、月々5万円弱のローンを組みました。
買ったのは、GTS-typeJ
Jって(^_^) ハイキャスがレスなんです!
20歳にして、あえて直6NA+FR+5MTの選択です!
何より20歳の大学生で、そんなローンが通った時代(笑)
話が逸れてすみませんが、当時は夕方は佐川急便の倉庫でトラックに積む荷物をベルトコンベヤーから引き下ろす、ヒキシと言われるバイト。
5mの鉄の棒が100本流れて来たり、エンジンが流れて来たこともありました!
深夜はカラオケ屋で朝までバイト!どちらも時給1200円だったと思います!
毎日ではありませんが、本当に朝も夜もバイトバイト(笑)
車の為ならそれだけ頑張れた(^_^)
車が最高のアイテムだったし、男はマニュアルの2ドアに乗るのが当たり前だと思ってました。そうして車買った最後の世代かな(^_^;)
そんな思い出たっぷりのR32の中で、ひときわ異才を放つのがオーテックバージョンだと思います。
自身の乗っていたtypeJでも、typeMでもGT-Rでも無く、オーテックバージョンな訳は、そのエンジンです!
RB26DE
音が…すごいです。
S20の系譜かと思う、金属質な咽び泣くような咆哮。
真面目に世界最高の直6だと思います。
大人のスカイライン?みたいなコンセプトなのか、4ドアのATのみの設定。
ドアの数は仕方ないとして、なんでこんなエンジンでATやねん!(>_<)
というところでの四位です。
クーペやGT-RのボディにMTの組み合わせだったら2位だったと思います。
また、余談ですが、当時ベストモータリングというビデオで、32GT-RをベースにNA+FRの和製M3を制作するとう企画があり、めちゃくちゃ期待したのですが、頓挫したようで、何時の間にかお蔵入りになってしまっていました。。(T_T)
このオーテックのエンジンを使って実現していれば、M3や911カレラのような素晴らしいGTに仕上がったんじゃないかと、今でも切に思います。
【第五位】
クラウンセダン ロイヤルサルーン マイルドハイブリッド
タクシーでお馴染み?(^_^)
クラウンのもう一つのありのままの姿がこれかなと思います。
真っ当なセダン。
それにカムギアトレインのハイメカ仕様とは言えど、今なお、名機1Gを搭載している超貴重な存在。
2.0リッターの直6+FR+4ATのベーシックな味わい。
今でもメーカーが少し手直ししてくれれば、十分に上質に仕上げることが可能なパッケージだと思います?!
尚且つ大きく立派になり過ぎた日本の高級車像。
二極化が進む中で、高級車でもこれくらいで本来十分という方も多いのでは?
更に、マイルドハイブリッドという、コストを抑えながらも発進時のトルク不足をサポートし、一番燃費悪化するストップ&ゴー時の燃料消費の軽減を狙うという、能率的発想もまだまだ開発の余地ありかと思います(^_^)
玄人好み?のクラウンセダンを第五位として、今回の五選とさせて頂きますー!!
最後まで読んで頂いた方、誠にありがとうございます!!