久々のエントリーです。
ログイン頻度が落ちてる理由はお察しくださいw
さていろいろと紆余曲折があってワタシの手元にやってきた991も半年経ちましたので雑感でも。
あ、あくまでワタシ個人の感想であることはご承知おきください。
ポルは中古の968に乗っていたことがありますが、現在のラインナップと方向性から今後は縁がないと思ってました。基本的に1台所有で賄うスタンスなので2+2のクーペが最低ラインですし、閉所感が強い2シーターは長時間乗っていられない体質なもんで、、、(汗)
だもんでFRトランスアクスル車(968/928)の後継無き今、ポルが選択肢に挙がることはありませんでした。もし複数台持ちが出来る身分なら987の時点でケイマン買ってたと思います(笑)
さて、ワタシ至上初となるRR車ですが、半年4000km程乗ってようやく身に付いてきた感が出てきました。しばらくは重いものがリアアクスルより後ろの離れたところにあるのが乗ってて気になって気になって、、、、日頃から慣性は意識してますが重量物が遠いRRはこんななのか、、、って感じでした。
昔話ですが、三京下りの玉川S字でスピンしてリアから壁に刺さった930/964を何台も目撃しました。
当時は「なんであそこにリアから刺さるん???」って思ってましたが、今更ながら身をもって理解できました(笑)もちろん今どきの車なのでそこまでの挙動では無いにせよ、ゆっくり流しててもリアオーバーハングの重量は意識させられますし、慣性を無視して緊急回避的な動きをしたときはナーバスな動きをしますけどね、、、
挙動の話ついでに更に脱線しますが、どっかで自論を正当化する為の比較材料として欧州車乗りは慣性無視してグイっとステア入れる傾向が強いって決めつけられてましたが、そのような判断をされた材料(外見?同乗?ロール量?ロールスピード?etc?)を明確にしてないので、喰わず嫌い?アンチ?提灯記事鵜呑み?メーカー理論マンセー?なのかなぁと残念に思うことがありました。まぁ片手落ちの比較で自論を展開されてもレベルが知れてますが、、、
一つだけ例を挙げると欧州車代表格のメルセデス(AMG含む)は、傍から見てるとバネ上ですごくボディが動いて見えますが操ってる側や同乗者はほとんどそれを感じません。だからといって限界が低かったり過渡特性がシビアとかは無く、弱アンダー>強アンダー>リバースと定石通りの挙動をし、それを適切にドライバーに伝えます。しかもかなり高いレベルで。
さてその比較対象車は限界域に向かってどのような動きをしそれをどのようにドライバーに伝えてるのやらwww
どうやら途中からグラッとロールさせて恐がらせるような味付けだとメーカーがおっしゃってるそう、、、そのやり方は乗り手によっては危険を助長することになりますがいいのかしら、、、
おっと悪い見本でしたw
どこがダメだか気づいた方は流石ですwww
限界をどう伝えるかは作り手であるメーカーの考え方次第ですが、乗り手を信用して無いと有名なあのメルセデスが、早い段階から最後の最後まで定石通り正しく伝えて、乗り手によるコントロールを促してるわけですからねぇ、、、例えは異なれど、アダプティブクルコン+非常ブレーキシステムにおける制御で、警告でギリギリまで乗り手の操作を促して、最後の強制介入が一番遅いのはメルセデスですしねぇ、、、ここまで徹底してるのなら、メーカーの考え方としてユーザーに押し付けても良いかとワタシは思います、、、全くブレてませんので。
さて、これを超えるレベルで車作りをしてるメーカーってあったかな、、、っと(笑)
どんな車に乗っても慣性を意識して荷重抜重のコントロールをしながら効率良く乗る方もいれば、慣性を無視してグイグイ切る方もいますからね。ま、RRで慣性無視してグイグイ切ったら玉川S字の餌食に~
脱線が過ぎましたm(_ _)m 本題に戻ります。
引き継いでしばらくは慣れるためもあって意識して走るようにしてましたが、リアの重さのせいか内圧やディメンジョンに敏感に反応するので乗り方に少々難儀してました。
今思えば、RR、991ってことにちょっと身構え過ぎてたのかもしれませんね。
でも車全体のセットアップレベルの高さにいろいろと感心することが多く改めて勉強させてもらってます。リアが極端に太い理由がイレギュラー挙動対応用に接地圧を減らしてでも接地面積を確保する為だってことも、、、(大汗)
ただアライメント許容範囲の狭いこと狭いこと、、、フロントトータルトーで±2分って(大汗)
で、ここしばらくは冬場なのでコンディション維持に某都市高速を淡々かつ緩々と流してることが多いのですが、速度域やGの高さ低さを問わずに、インフォメーションが豊富で、乗り手の操作に対して実直に動き、キチンとフィードバックを返してくれる車もなかなか無いなぁと改めて思います。
今まで乗ってきたいろんな車達もそうだったと思いますが、もう少しこの辺をって好みに合わせて脚のセットアップをしてきましたから、素の状態でここまでのレベルは流石ポルだなぁと、、、そういえば以前乗ってた968もこうだったなぁと改めて思い出しました。
カッコよく言えば、RRだからこう操るのではなく、RRの動きに身を任せて操る、って感じかなぁと、、、
フロントの軽さからくる回答性の良さを生かしながら、重いリアに身を任せてステアを入れていくときの一体感は格別のものがあります。まぁ乗ってる本人の意識は一番重いエンジンにしなだれかかってって感じなのですが(笑)
追走者曰く、そんな感じでもコーナーのペースは明らかに上がってて安定感増しているらしいです。
ノーマルなのにコーナ内の自由度の高さは反則だろうと(笑)
あとはやはりRR故のトラクションの掛かりは乗っていて気持ちいいですね。
緩く流していてもスロットル入力に対する直結感が素晴らしくPADMをONにすればよりガッチリですし。
まぁNA3.4Lなので回してないときの加速力は知れてますがその分燃料も小食で助かってます(笑)
そんな感じで不満はほぼ無しなのでノーマル+αで乗ります。
ホイール/タイヤはお約束ってこととN0の維持もあって変えてますが、タイヤ外径もオフセットも攻めずに無難に収めてます。
上位モデルの流用や参考が可能なのはありがたい限りですが、維持最優先にしないとこちらが持たないので(汗)
多少気にしてるのは以下2点ですが、手を入れるとしても夏の車検+保証延長してからかなぁと、、、
あ、年明けに保証延長可能期間が10年が15年に延びてました。
有り難いと思いつつも7年目に突入してますので、いつまで延長すべきなのか悩ましいところです(汗)
RR故のフロントの接地感(高速域)は風速/風向によりますね。
※アライメントがキッチリ出てて面圧が適正な条件付きです。
悪天候でロングを淡々とって時には神経使うかもって感じです。
Carrera S用の純正リップが$200程度なのでこれがお手頃かなぁと。
車高はPASMで10mm下がってるとはいえまだまだ隙間が(笑)
もし入れるとしたら純正スポーツシャーシ用バネであと10mm↓でしょうか。
ノーマルでもアライメント調整幅が広めなのとロール量/ロール速度に不満はないので車高調の必要性は感じてません。もっと慣れてきてプラスαが欲しければまずはアライメントで。この辺は上位モデル(GT3)の数値が参考になりますしね。
見てくれはノーマル然ってことで現時点のTintedテールと後期ウインカーで打ち止めです。
930/964世代としてはマルチリンク故のリアのボリュームは・・・ですがこればっかりは、、、
あと後期のXデイライトは羨ましいですがマウントが変わってるのでニコイチ覚悟レベルなのが、、、
そんなこんなで純正流用を中心に機能性にこだわって付き合っていこうかなと思ってます。
ま、維持最優先ですのでいつまで持たせることができるやら~