ひの字のブログ一覧

ここ最近になってムックが発売されたり、プラモデル化されたり、実物を見る機会が増えたこの２台。
現役時代遠い存在だったものが、身近で楽しむことができるようになってうれしいものがあります。






８０年代、日本の２大メーカーだったトヨタと日産がグループＢマシンとして生み出したセリカターボと２４０ＲＳですが、その内容がいろんな点で対象的で面白いです。

ホモロゲーションを取得するために２００台生産されたマシンも、ラリー出場時に変更できないエンジン排気量やフロントフェンダー材質、リアサスペンションのみ変更したあまりノーマルと変わらないセリカを作ったトヨタと、競技仕様な内容のマシンを２００台作ってしまった日産。

その上記のような生い立ちゆえ、多くのプライベータに愛された２４０ＲＳとワークス外の活動は限定的だったセリカ。

時代の流れにあわせターボを選択したトヨタとコンサバＮＡな日産。

当時他のメーカーも採用していたブリスターフェンダーに包まれたセリカと、グループ４の延長上なビス止めオーバーフェンダーの２４０ＲＳ。

当時日本で一番有名なラリーであるサファリで優勝することができたセリカと敗れた２４０ＲＳ。

そんな違いがそれぞれの個性となっていて魅力的なこの２台。

当時のヨーロッパ勢とは内容の差が大きかったですが、それでも大好きなんですよねえ(^^♪