
10月20日、仕事を休んで渓流の町へ。
早起きし、午前6時前には現着。
目的は「ヤマセミ」撮影です。
6月にもこのポイントを訪れたのですが、その時は丸坊主でした。
カワセミと違い渓流等にしか生息していない上、警戒心がとても強く、観察するのもなかなか難しい野鳥です。
最近、ヤマセミが顔を出すことがあると聞いたので、リベンジに行ってきました。
ヤマセミは人の姿だけで逃げてしまいますから、ブラインドテント等が必須です。
私はテントを持っていないのですが、今回は観察小屋のような中から撮影させてもらっています。
6時から7時15分までは、マガモが1羽来ただけで他には何も来ず。
何もすることがない時間が経過します…
で、運命の(?)7時15分、「キャラ、キャラ」という声とともに、1羽のオスのヤマセミが20m程先の枝に!

興奮のあまり、連写しまくりました。
そんな中の1枚に、瞬膜(一部のバーダーでは「R膜」と呼ばれます。)を見せつつ、こんなおどけたポーズがありました。
せっかくなので、ちょっと動画でも…と思いスチルから切り替えたところ…
もう1羽が合流して2羽に!
良い感じです。左がオス、右は…後でわかりますがメスです。

オスは胸の所に橙色、メスは羽の付け根(内側)に橙色が見えます。
オスとメスの立ち位置が入れ替わった後、何とか飛び出しも。SS(シャッタースピード)が遅いままだったのでぶれています…(^_^;
戻ってきて、見つめ合っていました。親子かと思いましたが、ツガイらしいです。右がメス。
その後、森の中へ隠れたり顔を出したりを繰り返していましたが、至近距離(10m未満)の枝に!
ここも連写していたら、「うっふん」ポーズが撮れました(笑
2羽のヤマセミの所へ、カケス(初見)が飛び入り参加!

構図的には三角関係w
その後、水へのダイブも何回か見せてくれました。
ピン甘ですが、何枚か…
枝止まりからの飛び出しを連続2枚。
ダイブ後の枝戻り。

枝に戻った途端、ピントを外しました(>o<)
少しはまともに撮れた、水面からの飛び出しです。

エサをゲットしていたら文句なしですが、そう上手くはいきません。
水平移動中。
明るいところと暗いところの差が大きく、なかなか難しかったです。
時には近すぎて、驚かされることもありました。
目の前を通ったので、最短撮影距離(この日のレンズは3m)以内でした。
また、こちらに向かって来たこともありました。
ピントが甘いですが、ご容赦を。
水鏡気味で、ガチピンだったらなぁ…と思いますが、腕がないので止むなしです。
枝に止まったと思ったら、エサをゲットしてました。
パックン!

と思ったら、飲み込まず、別の枝に移動してから…
ゴックンしました(笑
餌を食べたメスが飛んだ直後、同じ枝にオスが来ました。
何か良い表情しているなぁ。
あぁ、そういえば、番(ツガイ)のヤマセミを撮っていた途中、1羽のメスが飛び入り参加してきました。
左側に縦に2羽止まっているのが番(上がメス、下がオス)で、右上のが割り込んできたメスです。たぶん、娘だろう思われます。
娘が母親ににじり寄っていったら、母親は飛び立ち…
どこかへ行ったかと思ったら…
娘の右側に戻ってきました。
このように午前9時半過ぎまで、約2時間にわたりちょくちょくヤマセミが顔を出してくれました。
ラストは悪役顔のカケスのエサ取りを撮って終了。
それにしても、本当に悪役顔だなぁ…
そんなこんなで、午前10時前には帰路に付きました。
ヤマセミなんて、そう簡単に見られるものじゃないので、この日は本当に興奮しました。
いっぱい連写したので、2時間ほどで約2000枚撮ってました。
そのせいで、データ整理するのが大変でした(^_^;
ヤマセミを見たのも撮ったのも初めてなのに、いきなり3羽の写真も撮れるなんて…ビギナーズラック以外の何者でもありませんが、飛び上がるほど嬉しかったです。
また、撮りに行きたいなぁ。
撮影機材
D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR + 1.4テレコン(換算1050mm相当)。
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撮り鳥 | 日記
Posted at
2022/10/23 17:44:41